研究課題/領域番号 |
22K08664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
鹿原 真樹 旭川医科大学, 医学部, 助教 (20596267)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 血管生物学 / 毛細血管 |
研究開始時の研究の概要 |
膵島周囲に分布する血管や神経が膵島の機能に関与し、血糖の調節に影響を及ぼすことが示唆されている。 また、毛細血管の構成成分である周細胞の一部が多分化能をもち、組織の維持・再生に寄与することが知られている。 本研究ではこの多分化能をもつ周細胞に着目し、膵島周囲の同細胞の分化能と糖代謝制御との関連について検討する。また、分化能に影響を与える因子であるNinjurin1との関連についても検討する。 この研究で得られる知見から膵島周囲の組織再生・機能維持における毛細血管幹細胞の重要性を明らかとし、新規治療薬の開発への糸口としたい。
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研究実績の概要 |
膵島周囲に分布する血管や神経が膵島の機能の調節に関与し、血糖値の調節に影響を及ぼすことが示唆されている。申請者らは多分化能を持つ毛細血管周細胞が膵島に豊富に存在することを見出し、『毛細血管幹細胞が膵島の神経再生や維持に寄与し、糖代謝制御に重要な役割をもつ』という仮説を立て、検証を行っている。 現在は主に遺伝子改変マウスを用いて膵島周囲の末梢神経・毛細血管の分布を組織学的に検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験に用いるマウスの飼育に一時トラブルがあったため、進行はやや遅延している。
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今後の研究の推進方策 |
現行の組織学的な解析に加え、今後は幹細胞の機能の変化による血糖値の変動等を検討する予定である。
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