研究課題/領域番号 |
22K08701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
佐久間 康成 自治医科大学, 医学部, 教授 (10296105)
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研究分担者 |
熊谷 秀規 自治医科大学, 医学部, 教授 (60364353)
大西 康晴 自治医科大学, 医学部, 准教授 (60377257)
眞田 幸弘 自治医科大学, 医学部, 准教授 (60406113)
相澤 健一 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70436484)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 胆汁酸分析 / 質量分析イメージング法 / 小児肝疾患 / 早期診断 / 病態解明 |
研究開始時の研究の概要 |
我々は数年前より最新の質量分析法を用い、血液だけではなく胆汁中の胆汁酸高感度分析をいち早く可能としてきた。また、外科医の最大限の有利性として、生体試料(ここでは血液、胆汁、肝臓)を、術中に採取可能であることがあげられる。特に病的肝である肝組織は重要であり、すでに当院にて運用可能となった質量分析イメージング(Mass Spectrometry Imaging: MSI)を利用し網羅的に解析することが可能である。これまで治療につながるマーカーが見つかっていない小児肝胆道疾患に焦点をあて、血液、胆汁、組織を網羅的に解析することにより、新規マーカーを探索する。
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研究実績の概要 |
まず、胆汁酸解析の準備を行った。 既存の機器を用いて(本年度予算の執行はなし)予定通り、40種類までの胆汁酸解析に関しては、可能であること事を確認した。 本年度は、肝移植並びに胆汁うっ滞性疾患のサンプルを10症例分収集すことができたので、すぐにもでも解析に取り掛かれるところまで準備はできた状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
既存の機器を用いて予定通り、40種類までの胆汁酸解析に関しては、可能であること事を確認できたが、そこまでの手法の確立までにやや時間がかかった。
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今後の研究の推進方策 |
記載した通り、胆汁酸解析の系は確立できた。 今後、サンプル解析をすぐに開始できる状況であるが、昨年度は10症例分しか集まらなかった。過去の保存検体も同時に解析できるよう、申請内容の変更し倫理委員会に再提出する予定である。
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