研究課題/領域番号 |
22K08710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
當山 千巌 浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10839369)
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研究分担者 |
奈良 啓悟 浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (00432477)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 小腸移植 / ラット / 移植 / 免疫 / 補体 |
研究開始時の研究の概要 |
腸管不全に対する治療法の小腸移植は更なる治療成績の向上がのぞまれている。小腸の免疫制御が現在の課題だが、我々は補体因子に着目して研究を行う。 補体は炎症反応全体を促進する。補体の役割及びその制御が移植免疫全体にどの程度の影響を及ぼすのかを解明する。これらの研究は、小腸移植免疫における補体活性の解明だけでなく、腸管不全患者に対して小腸移植手術を安全な治療法として提供する一助となる可能性を含んでいる。
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研究実績の概要 |
まずLewisラットの同所性小腸移植モデルを作成するために、研究環境を整えた。具体的には、顕微鏡手術の代替として、手術用のルーペを用いて、同施設内の他研究者と協力して動物実験を行った。Syngeneic modelとしてのコントロールモデルは完成している。今後は、拒絶を起こすLewisとDAラットを用いたAllogeneic model に免疫抑制剤を投与するモデルを作成して真のコントロールモデルとする。 並行して、マクロファージ培養のためにin vitroの実験系を準備した。 マクロファージをin vitroで培養するための培養液をL929細胞を用いて作成して、マクロファージ培養が可能な環境を準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
施設の移動に伴い、実験環境整備に難渋した。 研究費の前倒しのおかげで遅れながらも進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、拒絶を起こすLewisとDAラットを用いたAllogeneic model に対して免疫抑制剤を投与するモデルを作成して真のコントロールモデルとする。これらの補体活性とマクロファージの挙動を観察する。
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