| 研究課題/領域番号 |
22K08820
|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
|
| 研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
國料 俊男 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院准教授 (60378023)
|
| 研究分担者 |
江畑 智希 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (60362258)
横山 幸浩 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (80378091)
山口 淳平 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院准教授 (00566987)
砂川 真輝 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (50892709)
|
| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
| キーワード | 核酸医薬 / デュアルハイブリダイゼーションアッセイ / アシクリックL-トレオニノール核酸 / 全ゲノム解析 / 胆管癌 / 融合型ノンコーディングRNA / ノンコーディングRNA / 胆道癌 |
| 研究開始時の研究の概要 |
融合型ノンコーディングRNA(融合型ncRNA)はタンパク合成をしないにもかかわらず、多くの遺伝子制御に関与し、生体内で重要な役割を果たしている。また融合遺伝子が癌の機能や制御に関与していることも報告されている。われわれは胆管癌での全ゲノム解析により、異なる2つのノンコーディングRNAからなる融合型ncRNAを十数種類同定した。融合型ncRNAの存在は未知のメカニズムの存在を示唆しており、融合遺伝子同様にノンコーディングRNAの機能不全や異常シグナルの活性化など癌化への関与が考えられる。融合型ncRNAの機能解析により関連遺伝子など未知の癌化メカニズムを解明し新規癌治療戦略を構築する。
|
| 研究成果の概要 |
胆管癌の全ゲノム解析から融合型ノンコーディングRNAを十数種類同定し、スコア化により候補を選定した。πCode Micro Discを用いたデュアルハイブリダイゼーションアッセイを開発した。アシクリックL-トレオニノール核酸(TNA)修飾プローブにより感度が向上し、患者検体でもFGFR2融合遺伝子の測定が可能となった。またTNA修飾プローブにより21塩基の短鎖RNAの高感度検出が可能となった。本法は血清、動物血液、腹水など複雑な生体サンプル中でも特異的な検出ができた。また構造的に類似した非標的RNAの共存下でも、標的RNAを特異的に検出でき、核酸医薬動態解析に有用と考えられた。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したπCode Micro DiscとTNA修飾プローブによるデュアルハイブリダイゼーションアッセイは、短鎖核酸の高感度・高特異的検出を実現した。学術的には21塩基RNAの検出に必要なプローブ長の解明やTNA修飾の有効性証明が核酸検出技術の発展に貢献する。社会的には、核酸医薬の体内動態測定を効率化し開発加速に寄与する可能性がある。また、胆管癌で同定した融合型ncRNAの機能解析が進めば、新規バイオマーカーや治療標的の発見につながり、難治性癌に対する新たな診断・治療法開発に貢献することが期待される。
|