研究課題/領域番号 |
22K08899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
竹井 健 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (30833701)
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研究分担者 |
久下 博之 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (30801774)
岩佐 陽介 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (30812317)
小山 文一 奈良県立医科大学, 医学部, 病院教授 (40316063)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Nectin-4 / 大腸癌 / Ki-67 / CD31 |
研究開始時の研究の概要 |
大腸癌細胞における上皮間葉転換(Epithelial-Mesenchymal Transition:EMT)関連分子動態と腫瘍進展メカニズム解明、Nectin-4ノックダウンモデル検討で予後延長効果を明らかにし、Nectin-4阻害による新規薬剤抵抗性獲得制御戦略を確立することにより、大腸癌患者に臨床により即した、外科手術を含む集学的治療戦略を確立する。
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研究実績の概要 |
当科で原発巣の根治手術を施行した大腸癌切除標本におけるNectin-4発現を免疫組織染色により調査し、臨床病理学的因子および予後との関連について検討した。また、腫瘍増殖,進展に関わる機序の解析のためKi-67染色、CD31染色を行い、Nectin-4発現との関連、臨床病理学的因子および予後との関連について検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当科で原発巣の根治手術を施行した大腸癌切除標本における免疫組織染色によりNectin-4発現と臨床病理学的因子および予後との関連が明らかとなった一方、Ki-67染色、CD31染色の結果とNectin-4発現、臨床病理学的因子および予後との関連を明らかにすることが現時点では完了していない。
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今後の研究の推進方策 |
当科で原発巣の根治手術を施行した大腸癌凍結標本によるReal-time PCRで腫瘍内EMT関連分子の発現を検討し、ヒト大腸癌細胞株であるCACO-2およびCOLO205を用いて、in vitroでのNectin-4ノックダウンによるEMTへの影響を検討する。また、in vitroでのNectin-4発現の化学療法耐性への影響を検討する。
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