研究課題/領域番号 |
22K09021
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
|
研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
御室 総一郎 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90464114)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 血管内皮グリコカリックス / 抗酸化 / 出血性ショック / ミトコンドリア / 血管内皮グリコかリックス |
研究開始時の研究の概要 |
出血性ショック(hemorrhagic shock:HS)後の臓器障害に対して、これまで取り組んできた血管内皮グリコカリックス(EGCX)解析法によるミトコンドリア由来の活性酸素種制御制御を目的とする。 出血性ショック後の臓器障害は、血管透過性、血管の緊張度、凝固炎症を制御するEGCXが障害されることで起きる。その機序に活性酸素ストレスが関与し、その抑制により臓器障害を抑制、生存率改善を報告してきた。 本研究ではミトコンドリアの酸化を特異的に抑制するペプチドによるEGCX保護作用を証明する。 HSモデルで上記ペプチド投与による血管内皮グリコカリックスに対する保護効果を検証し新たな治療法につなげる。
|
研究実績の概要 |
いまだ有効な治療法が存在しない出血性ショック(hemorrhagic shock:HS)後の臓器障害に対して、これまで取り組んできた血管内皮グリコカリックス(EGCX)解析法を組み合わせ、ミトコンドリア由来の活性酸素種制御に注目した新規治療法の開発に挑む。 HS後の臓器障害の重症化は、血管透過性、血管の緊張度、凝固炎症を制御するEGCXが障害されることで起きる。その機序に活性酸素ストレスが関与し、その抑制により臓器障害を抑制、生存率改善を報告してきた。 ミトコンドリア由来の酸化ストレス制御メカニズムは十分解明されていないため、本研究ではミトコンドリアに固有に局在するカルジオリピンの酸化を特異的に抑制するペプチドSS-31(D-Arg-Dmt-Lys-Phe-NH2)によるEGCX保護作用を証明する。 本研究の目的は、HSモデルラットを用い、SS-31投与による微小循環に対する影響とEGCXに対する保護効果を検証し、その機序を明らかにすることでHSに対する新たな治療法を開拓することである。そして現在SS-31の投与したモデルを作成し、研究を行っている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナによる業務過多により、進捗状況は遅れている
|
今後の研究の推進方策 |
当初の計画通り、進めていく予定である
|