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空間活用能を装備した新規の内視鏡flexible-rigid scopeの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K09265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

谷川 元紀  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (20343402)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードbrain tumor / endoscope / flexible-rigid scope
研究開始時の研究の概要

頭蓋内病変に対する内視鏡手術は、その利点から適応が拡大しつつあるが、頭蓋内には利用できる空間が僅かであり、一般的にその操作性は低くなる。さらに、内視鏡本体がその空間を狭めて、それに拍車を掛けている。頭蓋内の限られた空間をより有効に利用するために、両手の手術器具と内視鏡本体を干渉させずに、開口部から病変部に至る直線的な空間を避けて設置できるように、その形状を変形・固定できる機能を装備した新規の内視鏡の開発を目指す。これにより、頭蓋内病変に対する内視鏡手術では、その僅かな空間をより有効に利用でき、操作性、さらには安全性も向上し、そのさらなる普及も促進するものと考えられる。

研究実績の概要

頭蓋内病変に対する内視鏡手術は、その利点から適応が拡大しつつあるが、頭蓋内には利用できる空間が僅かであり、一般的にその操作性は低くなる。さらに、内視鏡本体がその空間を狭めて、それに拍車を掛けている。頭蓋内の限られた空間をより有効に利用するために、両手の手術器具と内視鏡本体を干渉させずに、開口部から病変部に至る直線的な空間を避けて設置できるように、その形状を変形・固定できる機能を装備した新規の内視鏡Flexible-rigid scopeの開発が本研究の目的であり、そのため、まず研究の端緒としてFlexible-rigid scopeのプロトタイプの作成が欠かせない。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の蔓延の影響で、実際にFlexible-rigid scopeの作成を担当している共同研究者との交流がスムーズに行かず、本研究を進めることは殆どできなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染症の蔓延の影響で、実際にFlexible-rigid scopeの作成を担当している共同研究者との交流がスムーズに行かなかった。

今後の研究の推進方策

今年度行う予定であった、Flexible-rigid scopeのプロトタイプの製作を令和5年度に行う。このFlexible-rigid scopeは、4Kの画質を有し、shaft部分は外径を4.5 mmとし手前の部分は緩やかに15 °まで、病変近傍の先端部分は160°まで屈曲できるようにする。また、単独で手術を遂行できるように固定できる性能も持たせる。そのためヘッド部に単段の視野120度の魚眼レンズを備え、それを光センサと固定位置関係に置き、レンズに入った情報をそのまま4Kディスプレーに投影させるDirect Imaging Systemを採用する。これによって先端部の1.5cmは硬性化するが、それより手前の部分は 軟性化する。そして、令和6年度には、完成したscopeを、別途作成した頭蓋内内視鏡手術シミュレーションモデル内で使用して、その動作性能を3次元動作分析システム(現有)を用いて解析し、その有効性を確認するとともに、改良の必要性が割り出された場合はそれを改良する。最終的に、cadaver dissectionで、頭蓋内病変に対する各アプローチに用いて、有効性を確認する。時間が不足した場合には、令和7年度まで研究期間を延長して行う。

報告書

(1件)
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2023-12-25  

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