研究課題/領域番号 |
22K09268
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
須田 智 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00366733)
|
研究分担者 |
仁藤 智香子 日本医科大学, 医学部, 教授 (30409172)
横堀 将司 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70449271)
寺島 裕也 東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 講師 (90538729)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 血管性認知症 / ケモカイン受容体 / ドラッグリポジショニング / ケモカイン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、慢性脳低灌流モデルを用いて、1)ケモカイン受容体シグナルCCR2、CCR5をデュアル制御するマクロファージ/ミクログリア活性化分子FROUNTに着目して、血管性認知症の病態形成メカニズムの解明 2) FROUNT遺伝子欠損マウスを用いて、FROUNT欠損が脳虚血後炎症およびアミロイドβ代謝、神経・白質再生に及ぼす影響の解明 3)FROUNT阻害作用を有する既存薬の薬効解析を行い、ドラッグリポジショニングの可能性を検討する。このことにより、血管性認知症に対する新規の「疾患修飾戦略」を確立することで、要介護疾患の最大の原因である認知症の転帰改善に貢献することを目的とする。
|
研究実績の概要 |
ケモカイン受容体会合分子FROUNTに着目し、慢性脳低灌流による炎症制御戦略の研究基盤を確立することを目的とする。 今年度は、コイルを用いて慢性脳低灌流モデルを作成した。行動解析は、脳虚血開始14、28日後に運動機能はRota-rod を用いて、空間作業記憶はY迷路を用いて評価を行った。Y迷路は、8分間自由探索させ、自発交替行動を解析した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
慢性脳低灌流モデルの安定化に時間を要している。
|
今後の研究の推進方策 |
慢性脳低灌流モデル作成時の問題点を整理し、解決に取り組むようにしたい。
|