研究課題/領域番号 |
22K09329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
黒田 隆 京都大学, 医学研究科, 講師 (20616099)
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研究分担者 |
田畑 泰彦 京都大学, 医生物学研究所, 教授 (50211371)
西谷 江平 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (70782407)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インプラント感染 / MRSA / 幹細胞 / 人工関節 / バイオフィルム |
研究開始時の研究の概要 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症は、骨関節の術後合併症で最も重篤である。患者は複数回の洗浄デブリドマン手術を余儀なくされ社会的損失も大きく克服すべき深刻な合併症である。抗MRSA薬の経静脈投与では死腔に免疫担当細胞が行き届かないため、有効血中濃度に達せず、腎機能障害が生じやすく、治療薬物モニタリングが必要とされる。現在、最も期待されていることは、低侵襲な手技による感染対策へのアプローチである。死腔に生きた細胞を感染巣に注入し、さらに局所投与可能で感染組織に高い移行性を有する抗菌薬ゼラチンゲルを投与し、感染を制御する。難治性感染症に対して、幹細胞注入と抗菌での治療戦略を検証する。
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