研究課題/領域番号 |
22K09332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鉄永 智紀 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (90571224)
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研究分担者 |
中田 英二 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (10649304)
宝田 剛志 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (30377428)
尾崎 敏文 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (40294459)
高尾 知佳 岡山大学, 医歯薬学域, 講師 (40612429)
山田 大祐 岡山大学, 医歯薬学域, 研究准教授 (50733680)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 軟骨 / 変形性関節症 |
研究開始時の研究の概要 |
変形性関節症(OA)の患者は痛みや可動域障害により日常生活動作が著しく低下する。OAに対する薬物療法は多く開発されているが、その有効性を検証するためには、OAモデル動物の確立が欠かせない。しかし、OAモデル動物での候補化合物の有効性を検証する手法では、組織学的解析に頼るところが大きく、切断面での傷害程度のばらつきや、実験者バイアスの問題が未解決である。本研究ではPRG4可視化マウスを用いてOAモデルマウスを作製し、関節軟骨傷害の程度や候補化合物の有効性について同一個体で、経時的・連続的に数値化するシステム(関節の光in vivoイメージング)の開発を目指す。
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研究実績の概要 |
変形性関節症(OA)の患者は痛みや可動域制限により日常生活動作が著しく低下する。OAに対する薬物療法は多く開発されているが、その有効性を検証するためには、OAモデル動物の確立が欠かせない。しかし、OAモデル動物での候補化合物の有効性を検証する手法では、組織学的解析に頼るところが大きく、切断面での傷害程度のばらつきや、実験者バイアスの問題が未解決である。これまでに関節軟骨表層に特異的に発現するPRG4(Proteoglycan4/Lubricin)遺伝子のExon1にLuciferase-P2A-tdTomatoをノックインすることで、PRG4発現を可視化するマウス(PRG4可視化マウス)の開発に成功した。2023年度は、2022年度に引き続きPRG4可視化マウスを用いてOAモデル(PRG4可視化OAモデルマウス)の作製を行った。2023年度は、PRG4可視化OAモデルを用いて、関節軟骨傷害の程度や候補化合物の有効性について同一個体で、経時的・連続的に数値化するシステム(関節の光in vivoイメージング)の開発を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
PRG4可視化マウスを用いてOAモデルマウスの作製を試みていたが、軟骨変性を来たしたOAモデルの作製に時間を要し、再検討を行っていたため。
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今後の研究の推進方策 |
PRG4可視化マウスを用いてOAモデルマウスを作製し、軟骨変性を来たしたOAモデルの作製を行う。今後、OAモデルが完成し、安定して使用可能となれば、関節軟骨傷害の程度や候補化合物の有効性について同一個体で、経時的・連続的に数値化するシステム(関節の光in vivoイメージング)の開発を行う予定である。
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