研究課題/領域番号 |
22K09362
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
高橋 真治 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (80735605)
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研究分担者 |
岡野 匡志 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (50754826)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ADSCスフェロイド / 骨分化スフェロイド / 骨粗鬆症 / 椎体骨折 / スフェロイド / 脂肪肝細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
難治性骨折の治療として幹細胞を利用した 再生医療に関する研究が行われているが、OVFへの応用の報告は少ない。また、椎体圧潰部 を整復して椎体高を保つには細胞のみではなくScaffoldも必要になる。そこで、ハイドロキ シアパタイト(HA)をScaffoldとして、自己複製能と多分化能を有し、低侵襲に獲得できる 脂肪由来幹細胞(ADSC)を移植する手法を考案した。さらに本研究では豊富な細胞容量と増殖能を有するADSCスフェロイドを使用することによりその効果を高めることが期待できる。本研究目的は、ラットのOVFモデルにてHAを用いてADSCスフェロイドを移植する骨折の再生療法を確立することである。
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研究実績の概要 |
ラットADSCスフェロイドおよびβ-TCP(β-リン酸三カルシウム)の複合体が骨折した椎体の再生に有効であるかを検証する事を目的に以下を遂行した。骨粗鬆症モデルの確立を確認。8w齢のラットをOVXとsham opeにわけて施行。12週後にμCTにてBMDを評価。大腿骨近位、脛骨近位、腰椎にて評価行っている。ラットの骨粗鬆症は明確に定まっている定義はないがovxの平均値がsham ope平均値の2SDより低値であれば骨粗鬆症と定義。 In vivo 3群比較 ・ADSC骨分化スフェロイド群(ADSC骨分化スフェロイド+β-TCP) ・未分化スフェロイド群(ADSC未分化スフェロイド+β-TCP) ・コントロール群(β-TCP) 各々N=9で作成し、4週、8週でμCT評価をおこなった。また、各々術後4週組織(N=1)、8週組織(N=1)、力学試験(N=5)、μCT評価。コントロール群は全例術後8週までの評価は終了している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通り研究は進んでおり、次年度で完了できる予定である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、コントロール群は全例術後8週までの評価は終わっており、骨分化スフェロイド群、未分化スフェロイド群の評価にむけて実験をすすめている。 また、術後4週の組織が出揃ったためGFP染色を行っている。
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