研究課題/領域番号 |
22K09388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
長谷川 幸治 関西福祉科学大学, 未登録, 名誉教授 (50208500)
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研究分担者 |
今釜 史郎 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40467288)
石塚 真哉 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (40813316)
八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 運動機能評価 / 高次脳機能評価 / 死亡と介護の頻度 / 血液生化学評価 / 生活習慣アンケート評価 / 運動機能検診 / 認知機能検診 / 地域在住高齢者 / ロコモーティブ症候群 / 疫学研究 / 死亡 / 要介護 / 認知機能評価 / 地域住民健診 / 長期縦断研究 / 健康長寿 |
研究開始時の研究の概要 |
北海道八雲町の地域在住高齢者の死亡および要介護の危険因子を同定することである。本研究の特徴は内科・整形外科・泌尿器科によって1982年に癌のコホート研究が開始された。対象は人口約17000人で農業や漁業従事者が多い。町民の協力で内科・整形外科・泌尿器科・眼科・耳鼻科・認知機能・生活習慣アンケートの住民健診が15年間以上続けられている。運動介入の研究も行った。15年間の長期縦断研究では死亡と要介護の危険因子を学際的研究で同定する。危険因子の同定により健康長寿のための生活習慣を提言することである。
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研究実績の概要 |
北海道八雲町における地域在住高齢者に対する運動機能の評価を1997年に開始した。以後毎年継続的に調査研究を行ってきた。COVID-19による検診は2年間中断されて2022年から再開された。前年度同様にコロナ感染症対策を徹底した。 2023年の八雲町検診(町民ドック)は8月18日から20日までの3日間行われた。町民ドックの参加者は448名であった。コロナ感染症の前の年度と比べて約100名参加が少なかった。研究グループは整形外科、内科、耳鼻科、高次高機能評価、超音波検査、泌尿器科、疫学である。今回は眼科グループが不参加だった。 整形外科の検診は1)膝検診、2)腰検診、3)重心動揺検査、4)超音波骨密度検査、5)膝・腰レントゲン検査、6)健脚度(40cm踏み台昇降、最大歩幅、10m歩行速度)、7)エルゴメーター、8)転倒手帳、9)QOL質問表、10)腰痛の意識調査、11)ロコモ検診ロコモ25・Two Step test、40cm立ち上がり(フレイル検診)を行った。 八雲町には2つのend pointの死亡と介護度の調査を依頼した。 すべての検診項目およびアンケートが死亡と介護の必要性についてどれ穂で関係しているかを学際的に研究する。各研究グループに危険因子の可能性がある検診項目のデータの提出を依頼した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各科の膨大なデータは20年以上蓄積されている。2年間住民健診の実施なされなかったために各研究の危険因子の選択と抽出が遅れている。 住民健診を受けた個人の死亡と介護の必要性は八雲町に依頼している。解析にはさらに時間を要する見込みである。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度の検診項目および8月の検診日はすでに決定している。 今年も例年同様各科の検診を集める。End pointの死亡と介護度も八雲町からのデータを得る。各研究グループから危険因子の抽出とその結果を依頼した。 検診後10年後および20年後における死亡と介護の危険因子を統計学的に抽出する予定である。
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