研究課題/領域番号 |
22K09405
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
川口 洋平 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90766734)
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研究分担者 |
米津 大貴 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (20893209)
永谷 祐子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (90291583)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 軟骨細胞 / グリオスタチン / 関節リウマチ |
研究開始時の研究の概要 |
関節リウマチ(RA)制御のために、近年様々な治療薬が開発されているが、薬剤抵抗性の患者も多く、さらなる関節破壊機序の解明と新たな治療ターゲットの探索が必要である。グリオスタチンは、RA患者血清中と関節液中に高濃度に存在し、様々な細胞に対して多彩な生理活性を有するタンパク質である。申請者らの研究グループはグリオスタチンが、関節破壊に寄与していることを報告してきた。しかし、軟骨細胞への直接的な作用に関しては明らかとなっていない。本研究では、軟骨細胞を用いてグリオスタチンの関節破壊機序を明らかにし、グリオスタチン阻害による新たなRA治療法の確立をめざす。
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研究実績の概要 |
グリオスタチンは、RA患者血清中と関節液中に高濃度に存在し、様々な細胞に対して多彩な生理活性を有するタンパク質である。申請者らの研究グループはグリオスタチンが線維芽細胞様滑膜細胞(FLSs)に対しては起炎症作用を示し、関節破壊に寄与していることを報告してきた。軟骨細胞への直接的なグリオスタチンの作用を明らかにすべく、ヒト患者由来軟骨細胞の培養を確立して、本研究では、軟骨細胞を用いてグリオスタチンの関節破壊機序を明らかにし、グリオスタチン阻害による新たなRA治療法の確立をめざす。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
関節リウマチ患者の人工膝関節置換術の手術件数が新規治療薬により減少しているため、軟骨細胞の採取が遅れている。実験への供給が滞っている。
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今後の研究の推進方策 |
ヒトRA由来軟骨細胞の購入を行い、RT-PCR, ウェスタンブロットなどの実験を行う。軟骨細胞においてMMP-1,2,3,9,13のmRNAの発現をRT-PCR法で検討し、MMP-1, 3,13に関しては細胞上清濃度をELIZA法で計測し、MMP-2とMMP-9に関してはゼラチンザイモグラフィーでその発現を検討する。またMMPsのインヒビターであるTIMP-1の発現もグリオスタチンの有無で変化するかを検討する。
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