研究課題/領域番号 |
22K09476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
加藤 琢磨 香川大学, 医学部, 助教 (70625673)
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研究分担者 |
梶本 和昭 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (10416216)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 循環腫瘍細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
共同研究者の梶本らは散布した細胞を容易に全面に単層配列することが可能なプラスチック基板を開発した。この新規細胞測定キットでは、液状検体内の細胞をプレパラート上に一千万個単位で単層配列させることにより、免疫多重染色が容易に可能である。 今回の研究目的は、この新手法を用いて実際の前立腺癌患者の血液サンプルからCTCを効率的に短時間で解析する方法を確立し、臨床応用することである。治療効果マーカーとしてのCTCの有用性の確立、個々の患者の前立腺がんの特性に合わせたオーダーメードのCTC計測システムの確立、安価なCTC計測装置の開発と実用化を目指したい。
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研究実績の概要 |
コロナ感染の流行に伴い臨床検体(血液)を用いて大学病院外の施設である産業技術研究所に実際の血液検体を持ち込み、実験を行うことができなかった。
そのため、新規測定系を用いて疑似血液に培養腫瘍細胞を添加した溶液を用いて免疫染色に用いるのに有用な抗体を探索した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ感染の流行に伴い、患者血液を用いた研究を進めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ感染の制限が解除され、患者血液検体を実際に利用することが可能となった。基礎研究の結果を患者採血検体に応用し、解析を進めていきたい。
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