研究課題/領域番号 |
22K09492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
宮澤 慶行 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90647083)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 前立腺癌 / HIF阻害剤 / CRPC / 去勢抵抗性 / 放射線 / 放射線治療 / 去勢抵抗性前立腺癌 / 低酸素応答 / HIF |
研究開始時の研究の概要 |
放射線治療は細胞内低酸素状態にあることで治療効果が減弱する。我々は低酸素時に誘導される低酸素誘導因子(hypoxia-inducible factor; HIF)に着目した。HIFは腫瘍増殖因子を誘導すること が多いと一般的に知られるが、HIFを活性化するHIF-PH阻害薬(HIF-PHI)はその予想に反し 腫瘍増殖を抑制することや腫瘍内血管を正常化し腫瘍内酸素化を改善する効果が報告されている。そこで申HIF-PHI投与により標的腫瘍の酸素化改善とそれに伴 う放射線治療増強効果が期待できるのではと考えた。前立腺癌に対するHIF-PHIの効果の解析を行い放射線治療効果の改善と新規治療に繋げたい。
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研究実績の概要 |
使用する前立腺癌細胞の選定を行い、去勢抵抗性前立腺癌のモデルとして用いられることが多いPC-3、DU145株と、去勢感受性株であるLNCaP株、またそれを当研究室でテストステロン除去下で細胞培養したLNCaP-LA株を用いて行うこととした。投与するHIF阻害剤の選定を行っているところであったが、留学が決まったことにより実験系の開始は見送ることとし、帰国後に再開する予定である。
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