研究課題/領域番号 |
22K09565
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
牧野 健一 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20714330)
|
研究分担者 |
清水 大 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (60400503)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | iPS細胞 / コンディショナルゲノム編集 / がん免疫療法 / ゲノム編集 / がん微小環境 / 免疫療法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、がん微小環境をも治療ターゲットとする新規のがん細胞性免疫療法の樹立を目指す。がん微小環境に多量に存在するTGF-βを誘引としてゲノム編集を起こす新たな発現系(Cre/Loxp dependent CRISPR/Cas9 expression)を新規に開発し、これを搭載したiPS細胞から分化させたT細胞やNK細胞を投与することで、免疫抑制的ながん微小環境特異的にその環境を改善させるとともに、がん細胞自体の排除をも目指す全く新しい挑戦である。
|
研究実績の概要 |
タモキシフェン誘導CreリコンビナーゼのCreERT2のタモキシフェン結合部位を、 TGF-βシグナル下流のSmad結合配列であるSBEと置換したコンストラクトを作成中であるが、クローニングにはまだ成功していない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究の本体であるコンディショナルゲノム編集コンストラクトの作成に時間を要している。導入後のiPS細胞からの樹状細胞やT細胞などの免疫細胞を誘導する必要があり、この分化誘導過程にTGF-βが何らかの関与をしていた場合には、分化誘導がこれまでの報告通りに進まない可能性があり、早期の上記コンストラクト完成と分化誘導の検証を目指している。
|
今後の研究の推進方策 |
マンパワーの不足が遅れの主要因であることから、大学院生や技術補佐員の助力を得て進めていく。
|