研究課題/領域番号 |
22K09694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
朝子 幹也 関西医科大学, 医学部, 准教授 (00309212)
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研究分担者 |
岩井 大 関西医科大学, 医学部, 教授 (10232638)
小林 良樹 関西医科大学, 医学部, 講師 (10375298)
澤田 俊輔 関西医科大学, 医学部, 講師 (60711075)
神田 晃 関西医科大学, 医学部, 教授 (70375244)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | PFAS / 歯科用金属 / アレルゲン免疫療法 / 舌下免疫療法 / アジュバンド / 花粉症 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らは、アレルギー疾患マウスモデルを用いた予備実験において、OVAに対してニッケルがAlumと同様のアジュバンド効果を有することを明らかにしている。そこで、本研究では、歯科用金属の免疫賦活作用がPFASの病態形成に何らかの役割を果たしていると考え、1. PFASと歯科用金属との関連性、2. 歯科用金属によるアジュバンド作用とI型アレルギー(Th2型炎症)の賦活化作用、歯科用金属がデポ効果、好中球性エトーシスと好酸球性エトーシスを誘導する仮説、3. 交差反応性における歯科用金属の役割を明らかにすることを目的にしている。
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研究実績の概要 |
PFASと歯科用金属との関連性を明らかにするたために、まず、ダニあるいはスギに対する舌下免疫療法を施行中の患者の調査を行なった。舌下免疫施行中の患者59名に対して歯科用金属を使用しているかを確認できた30名につき、6名が使用していた。これらの患者の舌下免疫免療法の現時点での有効性を判定したところ、5名に関して有効であり、かつ有害事象の発現も重篤なものはなかった。またこれらの患者にPFAS様の症状を呈するものはなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍の影響が残り、舌下免疫新規対象患者が限定的である為、十分な対象数に満たないため。
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今後の研究の推進方策 |
患者口腔内金属イオンの測定、マウスモデルによる金属亜ジュバンドの有効性の確認を行う。
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