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晩期ぶどう膜炎の視神経・網脈絡膜循環障害に対する長期治療法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 22K09801
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56060:眼科学関連
研究機関大阪医科薬科大学

研究代表者

小林 崇俊  大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (10567093)

研究分担者 奥 英弘  大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90177163)
喜田 照代  大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90610105)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードぶどう膜炎 / 視神経萎縮 / 眼循環
研究開始時の研究の概要

ぶどう膜炎において、長期にわたる視神経の神経保護や網脈絡膜の循環改善は、抗炎症治療とともに視機能を維持するために重要である。緑内障やベーチェット病等のぶどう膜炎で眼内エンドセリン-1(ET-1)や、血中ホモシステインが亢進しており、晩期ぶどう膜炎における視力・視野障害の一因とも考えられる。本研究では、ヒトに近い実験的自己免疫性ぶどう膜炎モデルを用い、ぶどう膜炎における網脈絡膜組織のET-1や低酸素誘導因子(HIF-1)、ホモシステインと網脈絡膜血流の変化を調べ、選択的ET-1阻害薬、HIF-1阻害薬や、長期間投与可能なメチル葉酸塩といったエコファーマを視野に入れた新しい治療法の確立を目指す。

研究実績の概要

6週齢のC57BL/6マウスを用い、ヒト光受容体間レチノイド結合蛋白と、結核死菌を含んだ完全フロインドアジュバンドを鼠径部と足裏に1回ずつ投与して実験的自己免疫性ぶどう膜炎のモデルと作製している。ぶどう膜炎はコンスタントに作製することが難しいが、現在、ぶどう膜炎発症群と、対象群について、レーザースペックルフローグラフィーを用いて網膜血流に差があるか、についての研究を進めている。まだn数が少なく、優位なデータを得られるまでには至っていないが、引き続き研究を進める所存である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

安定してぶどう膜炎を生じることがまだ出来ていないことが原因であるが、繰り返すことによってぶどう膜炎を発症することができるようになってきている。3年目は具体的は成果を得るべく、研究を進めていく所存である。

今後の研究の推進方策

ぶどう膜炎を安定して発症することができれば、ぶどう膜炎とエンドセリンとの関係を、定性や定量で確かめることが可能になる。その点と、現在進めている網膜血流の結果を組み合わせれば、一定の成果は得られると考えている。過去の他分野での論文からもその関連は存在すると確信しており、今後も研究を進めていく所存である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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