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数値流体力学を利用した網膜静脈閉塞リスク評価

研究課題

研究課題/領域番号 22K09815
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56060:眼科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

北岡 隆  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80234235)

研究分担者 大石 明生  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (50572955)
宮城 清弦  長崎大学, 病院(医学系), 助教 (80840701)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード網膜静脈閉塞症 / 数値流体力学
研究開始時の研究の概要

網膜静脈閉塞症(RVO)は重篤な視力低下を引き起こす網膜血管疾患である。近年の抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬治療の開発により治療成績は大きく向上したが、その発症機序については未だ不明な点が多く、動脈分岐や静脈合流・動静脈交叉といった網膜血管の走行による発症への影響が想定されている。本研究では、数値流体力学を用いて血管構造に基づき内部の血流動態を解析することで、網膜血管走行がRVO発症に及ぼす影響を解明する。個々人のRVO発症リスクを評価し、現在行われている対症療法的な治療以前に、予防的な治療介入を可能にすることが期待される。今後のRVO研究においては予防医学的観点も重要になると思われる。

研究実績の概要

網膜静脈閉塞症(RVO)は重篤な視力低下を引き起こす網膜血管疾患である。近年の抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬治療の開発により治療成績は大きく向上したが、その発症機序については未だ不明な点が多く、動脈分岐や静脈合流・動静脈交叉といった網膜血管の走行による発症への影響が想定されている。本研究では、数値流体力学を用いて血管構造に基づき内部の血流動態を解析することで、網膜血管走行がRVO発症に及ぼす影響を解明する。個々人のRVO発症リスクを評価し、現在行われている対症療法的な治療以前に、予防的な治療介入を可能にすることが期待される。今後のRVO研究においては予防医学的観点も重要になると思われる。
数値流体力学解析に適した網膜静脈閉塞症患者の検索のため、過去5年の診療録を検索して症例をピックアップし、必要な画像情報の取得・前処置手法の検討を行っている。今後は画像からの立体モデル構築・流体力学解析を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

円安により半導体の不足・顕著な価格上昇のため、研究に必要なワークステーションの確保が困難となっているため。

今後の研究の推進方策

1,2年目に確立した手法を用いて、より一般的なRVO症例に対してモデル化・CFD解析を行い、多症例における全体的な傾向を見出す。3年目には研究データ・新規知見を総括し(北岡)、学会発表・論文投稿を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 網膜静脈閉塞症における蛍光眼底造影検査画像コントラスト最適化の試み2023

    • 著者名/発表者名
      築城英子,宮城清弦,北岡隆
    • 学会等名
      第39回日本眼循環学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 網膜静脈閉塞症マウスモデル作製における実験手技の工夫2023

    • 著者名/発表者名
      宮城清弦,築城英子,北岡隆
    • 学会等名
      第39回日本眼循環学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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