研究課題/領域番号 |
22K09877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
若槻 華子 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (20749642)
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研究分担者 |
曽束 洋平 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40437413)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 再生医学 / 再建外科学 / 末梢神経 / 腕神経叢 |
研究開始時の研究の概要 |
腕神経叢損傷に対する機能再建の目的とした神経移行術を行い、良好な結果が得られている。これは損傷を受けた神経に対し、本来とは異なる神経を切って移動し、その近位断端を損傷を受けた神経の遠位断端に縫合する方法である。神経移行術後は支配中枢が異なっていても訓練により肘屈曲機能の回復が得られる。これは支配神経の可塑性に依存しているが、実際にどのような変化、経路を経るのか明らかにされていない。本研究は、神経移行術後の機能回復の機序を解明し、これで得られた結果をもとに、より高い機能回復を得る術式や訓練法の確立を目指すものである。
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研究実績の概要 |
腕神経叢損傷に対する機能再建の目的とした神経移行術を行い、良好な結果が得られている。これは損傷を受けた神経に対し、本来とは異なる神経を切って移動し、その近位断端を損傷を受けた神経の遠位断端に縫合する方法である。神経移行術後は支配中枢が異なっていても訓練により肘屈曲機能の回復が得られる。これは支配神経の可塑性に依存しているが、実際にどのような変化、経路を経るのか明らかにされていない。 本研究は、神経移行術後の機能回復の機序を解明し、これで得られた結果をもとに、より高い機能回復を得る術式や訓練法の確立を目指すものである。 実験で神経移行術後4週間の再生期間の後も神経筋接合部の再生の観察を続けたところ、術後24週でより再生が進んでいることが明らかとなった。本実験では経時的に介在ニューロンの抑制を行うことも予定しており、再生のいずれの段階で重要な役割を果たしているのか明らかにすることを考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
薬理遺伝学の手法を用いて特定のニューロンを特異的に抑制することに遅延が生じているため。
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今後の研究の推進方策 |
神経移行術後の神経回路再編には脊髄内での介在ニューロンの働きが重要な役割を果たし ていると予測している。この介在ニューロンを薬理遺伝学の手法を用いて特異的に抑制し、 機能回復に与える影響を観察し、介在ニューロンの働きについて明らかにする。
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