研究課題/領域番号 |
22K09882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
高須 啓之 山口大学, 医学部附属病院, 准教授 (40566022)
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研究分担者 |
下村 裕 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70397107)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | マイクロサージャリー / 吻合部血栓 / ノルアドレナリン / 昇圧剤 / 遊離皮弁 / 血栓 / 低血圧 |
研究開始時の研究の概要 |
形成外科では移植組織の動脈及び静脈を,移植床の動静脈に手術用顕微鏡下に吻合するマイクロサージャリーによって遊離組織移植術を行っている.本術式の最悪の合併症が,吻合部血栓による組織壊死である.従って我々形成外科医は遊離皮弁移植術の際には,様々な血栓形成予防策を講じている.本研究では血圧を上昇させる薬物である昇圧剤が吻合部血栓の形成抑制に働くことを動物実験を用いて明らかにする.
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研究実績の概要 |
本研究では周術期低血圧を合併した遊離皮弁移植術において昇圧剤を投与することは吻合部血栓を予防する効果があることを動物実験で確認することを目的としている.具体的には実験的に低血圧状態としたラットにおいて浅腹壁動静脈を茎とする腹壁皮弁の挙上と切離,血管吻合を行い,昇圧剤の投与前後で吻合部の流速と吻合部の中枢側及び末梢側の血管径を測定して解析を行う. 昨年度は本研究を施行する山口大学総合科学実験センター生命科学実験施設を使用するための利用講習を受講し,施設の利用方法と動物管理方法の確認を行った.そして実験に必要な機器である1channel血流計RLF-1と血流及び血圧データ解析装置であるPower Lab PL2602UCを購入していた. 今年度は昨年度予算不足で購入できなかったラット用血圧計アンプと,血流計に接続するプローブを購入した.これで実験を行う環境と機器を揃えることができたが,予算が残らず試薬とラットの購入管理ができなかった.来年度予算でこれらを購入しようやく実験に着手する. 第66回日本形成外科学術集会・総会,第15回日本創傷外科学会学術集会,第83回中国四国形成外科学会・学術集会,第50回日本マイクロサージャリー学会学術集会に参加し,研究に必要な情報収集及びマイクロサージャリーに関する発表を行った.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
想定より実験機器の価格が高く,予算不足により実験環境整備ができなかった.
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今後の研究の推進方策 |
次年度には試薬とラットの購入が可能であり,実験を開始し完遂する.
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