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肌理の発生および再生に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 22K09890
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

荒牧 典子  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80365311)

研究分担者 岡部 圭介  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード肌理 / K17 / CyClinD / ケラチン / ケラチン17
研究開始時の研究の概要

初年度と次年度に、ノックアウトマウスを用いたin vivoとin vitroからの研究を行うことで、どの細胞でのK17やK16の発現が、肌理の形成に関与しているかを検証を行う。最終年度は論文発表に向けて行くことと並行し、瘢痕モデルマウスにK17やK16ノックイン実験を行い、どのような状況下でまたどのような手技で導入することで肌理の再生につながるかを検討し、臨床おいて肌理の再生を実現可能にするための研究を行う。

研究実績の概要

本研究では、ケラチン17(K17)ノックアウトマウス(KO)を用い解析を行うことで、毛と肌理の形成の関連性およびK17がマウスの皮膚の肌理の発生過程でど
のような役割を果たしているかを解析し、肌理の形成メカニズムを調べることを目的としている。今年度はK17KOマウス胎仔皮膚を用いた肌理の解析およびマ
イクロアレイを行った。KOではWTに比べ肌理が浅くなる結果が認められた。既に我々が行っていたSiRNAを用いた実験結果と一致し、K17が肌理形成に重要である
ことが示唆された。また、両群の表皮サンプルを用いてマイクロアレイを行った結果、いくつかの因子の差が認められた。K17は表皮細胞の細胞増殖に関与して
いることが報告され、細胞増殖シグナルに着目している。そのうちの複数のカスケードについて検討中であるが、その一つにCyclinDがその候補に挙がり、K17がCyclinDの上流にあることが示唆されている。次年度はCyclinDのカスケードの他の分子も含め、より詳細な研究を行って行く予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

これまでの我々が行った結果を裏付ける結果が得られ、またマイクロアレイ解析も予定通り施行できている。

今後の研究の推進方策

本年度は、カスケードの各分子に迫り、免疫染色を行い、ノックアウトマウスでの差を
検討することでメカニズムに迫る。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 肌理形成における 表皮角化細胞分裂とKeratin17の関係2023

    • 著者名/発表者名
      種田桐子、荒牧典子 、岡部圭介 、梶原ひかり 、貴志和生
    • 学会等名
      第32回日本形成外科学会基礎学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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