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胎児皮膚細胞混濁液による皮膚再構築因子の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K09891
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

藤原 綾乃  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (80815952)

研究分担者 加藤 達也  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60641321)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード創傷治癒 / 皮膚再構築 / 皮膚細胞混濁液 / 胎児マウス
研究開始時の研究の概要

ヒトを始め哺乳類の皮膚はいったんある程度以上の損傷を受けると、傷跡が残る。皮膚には脂腺や汗腺、毛包などの皮膚付属器が存在し、その存在が肌理(キメ)に重要であることがわかっている。胎児マウスの皮膚細胞混濁液を作成し創傷に移植することで、皮膚付属器を含め他皮膚の再構築が可能なのに対し、成体マウスの皮膚細胞混濁液では皮膚の再構築が起こらない。この違いに着目し、細胞腫の解析、網羅的遺伝子解析、関連分子シグナルの検討を行うことで、皮膚再構築に必要な分子を解析し細胞混濁液による皮膚再構築を目指す。

研究実績の概要

皮膚細胞混濁液に含まれる細胞数を同量にしても皮膚再構築は起こらなかったことより、まず細胞腫に違いがある可能性を考えた。週齢により上皮の厚さや真皮における細胞密度に違いはあり、フローサイトメトリー(CantoII)を使用し細胞腫の割合を比較検討した。
胎生18日と4週齢のGFP導入C57Bl/6Jマウスの皮膚をhomogeniseした後、0.1% collagenase1(2%BSA in DMEM)で37℃1時間反応させ皮膚細胞混濁液を作成した。それぞれChamber法でC57Bl/6Jマウス(オス、8週齢)の背部皮膚潰瘍部にそれぞれ移植する際。フローサイトメトリーの結果、細胞数に明らかに胎生18日の皮膚細胞混濁液に多く含まれた違細胞を4週齢の皮膚細胞混濁液に追加し移植実験を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

妊娠出産の影響でやや遅延が生じている。

今後の研究の推進方策

皮膚細胞混濁液の検討をフローサイトメトリーで進める。さらに構築した皮膚についても詳細な検討を加える予定である。

報告書

(1件)
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2023-12-25  

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