研究課題/領域番号 |
22K10115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
坂本 潤一郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (40506896)
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研究分担者 |
小滝 真也 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (80805490)
川島 桜子 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (40928727)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 口腔がん / Radiomics / MRI / 口腔癌 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では既存の口腔癌MRI画像を対象とし、それらの画像より口腔癌の不均一性に関する放射線科医による観察では見出すことのできなかった情報量を含むおよそ450程度の定量化された特徴量を抽出する。得られた多量の定量的情報をコンピュータにより系統的に扱い、診断や予後、治療効果の予測などへの応用できるような臨床的意義の高い情報を得るRadiomicsを試みることにより、Radiomicsアプローチが頸部リンパ転移や予後予測に対して有用なツールとなりうるか、解明する。
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研究実績の概要 |
口腔癌の増殖・浸潤、転移やリンパ節転移のメカニズム解明に関する研究は大きく進歩した。画像診断学分野においても、種々の画像から定量値を利用し、それらと病理組織診断、腫瘍ステージング、化学放射線療法の効果判定、予後予測などとの関連性を調査し、画像診断マーカーとしての有用性を明らかにする臨床研究が盛んにおこなわれている。当該研究ではまず、テクスチャ解析とよばれる画像の質感を統計学的手法により定量化する手法をもちい、病変内部の不均一性は定量化することを目的としている。 本年度はテクスチャ解析手順について、使用するソフトウェアおよび使用方法を検討し、 そのフローを確立した。また、共同研究者および研究協力者間で共有できるようなシステム構築を行った。その実際として、まず既存の口腔癌MR画像上の病変部のsegmentationを3D sicerを用いて、病変を3次元的に抽出し、そのデータを得る。その後、Pythonをリモートアクセスにて操作可能とするGooogle colaboratory上で、Pyradiomicsというフリーソフトを利用したテクスチャ解析プログラムを利用して解析を行う。解析後、各症例より120項目に及ぶ特徴量が算出される。このシステムを用いることで共同研究者、研究協力者は汎用PCを用いて、テクスチャ解析を行い、特徴量を抽出することができるようになった。 当該研究では臨床での既存の口腔癌MR画像を利用するため、当該研究内容について東京医科歯科大学歯学部倫理審査委員会へ申請し、承認を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在、既存口腔癌症例についてリスト化を行い、解析を進めている。 また、大阪歯科大学歯学部付属病院に新たに導入された3T MRI装置における条件設定等を共同研究者とともに行った。
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今後の研究の推進方策 |
解析方法およびそのフローについてはおおよそ確立されたものと考えられる。今後は解析を進めていき、解析結果について有益な情報があるか検討する予定である。
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