研究課題/領域番号 |
22K10121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
山村 佳子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (00581406)
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研究分担者 |
宮本 洋二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (20200214)
三好 圭子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 准教授 (20304537)
工藤 保誠 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (50314753)
毛利 安宏 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (80464353)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 唾液腺 / 再生 / 遺伝子 / 口腔乾燥 / 発達 |
研究開始時の研究の概要 |
これまでにマウス顎下腺の導管結紮・解除による「唾液腺再生マウスモデル」を用いて、唾液腺幹/前駆細胞の維持および唾液腺再生に関わる15の候補遺伝子群を同定している。これら遺伝子の発現状態(発現細胞種・発現時期・組織内局在など)に関するバイオインフォマティクス解析およびin vivo解析を行う。さらに、唾液腺再生に重要と推測される遺伝子をスクリーニングし、発生および唾液腺再生における詳細な役割を明らかにする。
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研究実績の概要 |
口腔乾燥症の改善には腺房細胞の再生が重要となる.これまでにわれわれは,導管結紮による唾液腺再生モデルのトランスクリプトーム解析から,15の候補遺伝子を特定している.これら候補遺伝子を公共の1細胞RNA-seqデータを用いて各細胞種における発現を解析したところ,neuronal regeneration related protein(Nrep)は,神経細胞に高発現していた. そこで,唾液腺の発生過程におけるNrepの役割について検索をすすめている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1細胞解析の結果をもとに,各細胞腫におけるNrepの発現を検討したところ,神経細胞でNrepが高発現していることが確認できたため,おおむね順調に進展していると評価した.そこで,唾液腺の発生過程におけるNrepの役割について器官培養を応用し,さらに検索をすすめている.
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今後の研究の推進方策 |
Nrepをknock downさせた唾液腺における各細胞種のNrepの発現定量をもとにその局在とNrepの発現を制御している細胞種を同定する.
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