研究課題/領域番号 |
22K10140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中嶋 大 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (50431747)
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研究分担者 |
鵜澤 一弘 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (30302558)
笠松 厚志 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (60375730)
田村 裕 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50263174)
菅波 晃子 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (10527922)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Plod2 / LH2 / inhibitor / LH2-derived collagen線維 / 免疫チェックポイント阻害薬 / コラーゲンクロスリンク / Lysyl Hydroxylase 2 |
研究開始時の研究の概要 |
①LH2 発現強制株を用いた腫瘍組織中の LH2-Col 形成の検討する。②LH2 選択的阻害剤の同定・腫瘍組織の LH2-Col 抑制を検討する。③LH2 選択的阻害剤 (LH2-inhibitor) による腫瘍細胞への anti PD-L1 抗体 (免疫チェックポイント阻害薬) の浸透促進の検討を軸とする.LH2-Colの定性・定量評価は, Yamauchi研の協力のもとに解析を行う.
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研究実績の概要 |
LH2による癌周囲環境の変化が免疫チェックポイント阻害剤あるいは免疫細胞の侵入を阻止していると想定し、抽出した候補化合物の中から最適なLH2-inhibitorを同定することでLH2-コラーゲンの生成阻害を図ることを目的としている。 本年度の研究成果としては、In silico解析によりLH2に選択的に結合する低分子化合物の同定を行った。マウスの前骨芽細胞であるMC3T3細胞に候補化合物を作用することによる細胞の増殖能への影響について検証を行い、至適濃度を決定した。 至適濃度の低分子化合物をMC3T3細胞に作用し、骨分化培地により培養することで骨分化を促し、石灰化の程度を評価するAlizarin red染色を行うことで、LH2コラーゲンの抑制効果を評価検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
LH2に選択的に結合する候補化合物の同定が終了しており、それらを作用した実験を開始している。LH2発現強制株を作製するための細胞へのLH2プラスミドのトランスフェクションに時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
LH2プラスミドのトランスフェクションにより、LH2発現強制口腔癌細胞株を作製する。(LH2-OSCC細胞株)これを同系統マウスに移植し、腫瘍組織を採取しLH2およびLH2関連因子の状況を多角的に解析する。
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