研究課題/領域番号 |
22K10226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
光永 幸代 横浜市立大学, 医学研究科, 共同研究員 (20567606)
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研究分担者 |
來生 知 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (30545059)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 動注 / 免疫療法 |
研究開始時の研究の概要 |
口腔癌治療において、近年免疫チェックポイン ト阻害剤(ICI)が臨床応用され、生存期間の延長など目覚しい効果が見られているが、奏効率の低さが課題で、またいくつかの耐性機構が存在することが分かりつつある。そこで本研 究ではトランスレーショナルリサーチとして、がん組織内に特異的に薬剤や細胞を還流でき る超選択的動注法を応用し、活性化T細胞の組織内濃度を高める他、耐性を解除することが期待される薬剤を ICIと併用投与することで、より副作用が少なく高い抗腫瘍効果が期待できる新しい治療法の確立を目的とする。その投与方法や薬剤分布などを検討し、近い将来の臨床応用を目指す。
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研究実績の概要 |
口腔癌治療において、近年免疫チェックポイント阻害剤(ICI)が臨床応用され、生存期間の延長など目覚しい効果が見られているが、奏効率の低さが課題で、またいくつかの耐性機構が存在することが分かりつつある。そこで本研究ではトランスレーショナルリサーチとして、がん組織内に特異的に薬剤や細胞を還流できる超選択的動注法を応用し、活性化T細胞の組織内濃度を高める他、耐性を解除することが期待される薬剤をICIと併用投与することで、より副作用が少なく高い抗腫瘍効果が期待できる新しい治療法の確立を目的とする。その投与方法や薬剤分布などを検討し、近い将来の臨床応用を目指す。浅側頭動脈を用いた動注化学療法は本邦で共同開発されたもので、さらに後頭動脈を用いる事で同時2経路(左右合 わせて4経路)による投与を可能とした。よってこの超選択的動注法に標的治療薬を応用する研究は、例えば腫瘍中心部と腫瘍周辺部で標的を変えるなど、様々な応用が可能で学術的意義も高い。本研究ではがん組織内に特異的に薬剤を還流できる超選択的動注法を応用し、ICIの耐性機構を解除する薬剤と共にICIを投与することで、全身の免疫関連副作用が少なく高い抗腫瘍効果が期待される次世代の免疫療法の確立を目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
マウスを用いた動注療法を確立するため、実体顕微鏡を用いて頸動脈露出を行ったが、血管の径が小さく注射が困難であったため。
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今後の研究の推進方策 |
より多くの経験をすることで実験手技の向上と安定を行うことで次年度以降の確立を目指す。
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