研究課題/領域番号 |
22K10295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
船原 まどか 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (60796811)
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研究分担者 |
梅田 正博 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60301280)
五月女 さき子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (20325799)
坂本 由紀 関西医科大学, 医学部, 助教 (60734168)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | フレイル / 舌圧 / 高齢者 / 誤嚥性肺炎 / FTU |
研究開始時の研究の概要 |
熊本県天草地区は高齢化率が高く、40年後の日本を表す超高齢社会のモデルである。高齢者のオーラルフレイルや誤嚥性肺炎の発症予防は健康寿命の延伸のために重要である。肺炎は唾液中の病原性微生物、誤嚥、免疫能低下の三者が重なると発症するが、これまで申請者は摂食状況が最も唾液中細菌数に影響を与えることを高齢者や周術期患者で明らかにしてきた。今回同地区の要介護高齢者を対象に、機能歯の単位(FTU)と舌圧が嚥下障害や唾液中細菌数に与える影響を横断的、縦断的に調査し、さらにブローイング訓練が嚥下機能の回復だけではなく唾液中細菌数の減少に与える効果について縦断的に調査する。
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研究実績の概要 |
嚥下機能の低下と唾液中の細菌数の関係を明らかにすることを目的に、本研究では舌圧に関連する嚥下機能により唾液中細菌数は影響を受けるのかについて検討を行う。当該年度は、要介護高齢者において唾液中細菌数を従属変数、FTUや舌圧を含む口腔機能や全身に関わる因子を独立変数とし、両者の関係について横断的に解析するため、以下について検討を行った。 1)調査研究 天草市を含む要介護高齢者施設において、唾液中細菌数に影響を与えると考えうる因子について調査を行った。(患者背景、口腔所見、嚥下機能検査、唾液中細菌の採取など) 2)細菌の解析 採取した唾液から細菌のDNAを抽出し、総細菌数についてリアルタイムPCRを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響により施設訪問が不可となり、調査に遅延が発生した時期があったため。
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今後の研究の推進方策 |
今後もCOVID-19等、感染状況により感染予防を第一とした調査を行う。 協力機関とは今後もオンラインによる打ち合わせを続ける。
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