研究課題/領域番号 |
22K10304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 福岡看護大学 |
研究代表者 |
晴佐久 悟 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (10330961)
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研究分担者 |
内藤 徹 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (10244782)
梅崎 陽二朗 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (20778336)
窪田 惠子 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20309991)
青木 久恵 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (70526996)
中島 富有子 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (80592980)
宮園 真美 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (10432907)
内田 荘平 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (00807109)
秋永 和之 福岡看護大学, 看護学部, 講師 (40807103)
黒木 まどか 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師 (00582214)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 多職種間連携教育 / 歯学教育 / 看護教育 / 口腔ケア / 介護ケア / 口腔ケア教育 / 多職種間連携 / ケースラーニング / 看護学教育 |
研究開始時の研究の概要 |
歯科診療所に通院が困難な患者・高齢者への歯科医療サービスの提供は、多職種連携が重要であり、看護師は、患者の健康管理に中心的な役割を持つことから、それらの対象者に歯科医療サービスを提供するには、看護師の理解と協力が必要である。 従って、歯科医師は、患者への歯科医療サービス提供には、看護師の口腔アセスメントや歯科紹介が重要であることの理解、看護師は、患者の口腔管理・栄養改善には、専門的歯科医療サービスが必要との理解が重要であるが、相互に学ぶ機会は少ない。そこで、専門学を学んだ4年次の歯学・看護学生を対象とし、ケースラーニングを用いた多職種連携の口腔ケア教育プログラムを実施し、その効果を確認する。
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研究実績の概要 |
多職種連携に関する国内外の文献を収集し、歯学生、看護学生を対象とした多職種連携教育に関する研究計画を作成し、倫理審査委員会の承認を得て、研究を実施した。 研究は、2023年10月~17日に、歯学部3年生101名と看護学生の4年生98名を対象に、口腔ケア・介護の多職種連携教育による実習を行った。歯学部生79名(男性42名、女性37名)、看護学部生89名(男性4名、男性85名)が研究に参加した。他職種の役割や多職種連携の必要性についての認識レベルは、歯学部生、看護学部生ともに有意に向上していた。しかし、他職種間コミュニケーションスキルに関する認識レベルは、看護学生では部分的に改善されたものの,歯学生では改善されなかった。また、歯学部生は看護学部生に比べ、他職種と一緒に参加した介護実習の満足度が高く、看護学部生は口腔ケア実習の満足度が高いことがわかった。 この結果を、第42回日本看護科学学会「看護学士課程における口腔ケア教育・研究の深化・発展を考える」という演題の交流集会で発表した。学内いおいて、その結果を研究者間で発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度は文献収集や研究計画を作成する予定であったが、実際に多職種間連携教育を実施し、日本看護科学学会にて発表ができた。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、多職種間連携教育の研究者、実施者、大学間と連絡・協議し、さらなる教育内容を改善し、研究を遂行していく。
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