研究課題/領域番号 |
22K10320
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
|
研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
東 雅啓 神奈川歯科大学, 歯学部, 准教授 (70707348)
|
研究分担者 |
松尾 雅斗 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (30190416)
高橋 俊介 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (60206810)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 未病 / 微小循環 / 唾液 |
研究開始時の研究の概要 |
近年,健康状態から病気への変化の過程として「未病」が注目されており,その改善が高齢者における健康維持に貢献できることから,生活習慣の管理・生活機能の維持向上のためにも全身のモニタリングによる未病の予測・管理が必要であった.我々はこれまでに唾液と微小循環に着目して,全身と口腔の関連性について研究を行ってきた.そこで本研究では,唾液成分解析と微小循環の形態学的・機能学的解析を用いた解析により未病を総合的に評価し,歯科的アプローチによる健康長寿社会のための未病の予測・管理システムの構築を目標とする.これにより「かかりつけ歯科医」による患者の全身管理の体制基盤を形成し,高齢者の自立支援対策を推進する.
|
研究実績の概要 |
超高齢社会の日本において,『未病』が注目されており,その改善が高齢者における健康維持に貢献できることから,生活習慣の管理・生活機能の維持向上のためにも全身のモニタリングによる未病の予測・管理が必要であった.そこで本研究では,唾液成分解析と微小循環の形態学的・機能学的解析を用いた網羅的解析により未病を総合的に評価し,歯科的アプローチによる健康長寿社会のための未病の予測・管理システムの構築を目標として,2022年度は動物実験を行った。 これまでの研究で得られた基礎データをもとに,老齢モデルラットおよびストレス障害モデルラットを用いて,各モデルに共通して行動解析結果と唾液成分・微小循環系に差があるか検討し,行動解析を実施し,唾液成分の検討を行っているところである.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
唾液成分の解析がまだ十分に実施できていない.
|
今後の研究の推進方策 |
現在解析中の唾液成分の検討を続けながら,2023年度に予定しているVEGF投与による唾液成分・微小循環変化の解析を進める.
|