研究課題/領域番号 |
22K10339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
浅井 啓太 京都大学, 医学研究科, 講師 (10646376)
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研究分担者 |
田原 康玄 静岡社会健康医学大学院大学, 社会健康医学研究科, 教授 (00268749)
渡邉 拓磨 京都大学, 医学研究科, 助教 (20739099)
中尾 一祐 京都大学, 医学研究科, 准教授 (40599932)
中山 健夫 京都大学, 医学研究科, 教授 (70217933)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 咀嚼能力 / 死亡率 / コホート研究 / 喪失歯数 / 疫学研究 |
研究開始時の研究の概要 |
超高齢化社会において健康長寿は医療費の問題などからも非常に重要な問題であり、早期より生活習慣病を予防することが非常に重要である。咀嚼能力は、食事摂取量、日常生活動作(ADL)、生活の質(QOL)に直接関連しており、生活習慣病に直接的および間接的に影響している。口腔疾患が全身疾患に影響を与えるメカニズムの代表として、①歯周病などの炎症性疾患による炎症性サイトカインや菌血症が心血管病変や糖尿病などに対する影響する。②口腔疾患による歯の喪失の増加が咀嚼能力を低下させることにより、栄養摂取の変化し全身疾患に影響する。本研究では、この2つのメカニズムを中心に解析を行っていく。
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研究実績の概要 |
咀嚼能力は、食物摂取および全身の健康を維持するために不可欠であり、超高齢社会において健康寿命に寄与する。しかしながら、咀嚼能力と死亡率の関連とその原因と成る生活習慣病との関連のメカニズムは未だ明らかに成っていない。 本研究の目的は、『咀嚼能力と死亡の関係を、大規模なコホート研究のデータを用いて明らかにする。さらに、咀嚼能力と生活習慣病との関係を検討し、死亡に対する直接的および間接的な影響を明らかにする』ことである。2008年から調査を実施している『ながはま0次予防コホート事業』の参加者約1万人を対象とし、前向きコホート研究を行う。ベースラインの段階で咀嚼能力を定量的に測定しており、生活習慣病についても10年以上にわたり追跡している。咀嚼能力を維持することで、高齢化社会へ向けた健康寿命の延長や医療費の削減が期待できる。 本研究は,滋賀県長浜市の住民を対象とした10年間のコホート研究である. 8623人を解析対象とした.ベースラインとして咀嚼能力を測定した.咀嚼能力は咀嚼能力判定ガム((株)ロッテ)を咀嚼し,色彩色測計(CR13,コニカミノルタ)を用いて数値化した.死亡は10年間追跡し総死亡数を調査した.死亡に関係するリスク因子を調整し,Q1をreferenceとし,それぞれの群との関係についてCoxハザードモデルを用いて解析を行っている.本研究は倫理委員会の承認を得て実施されている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年4月までの死亡に関するデータを取得し、現状のデータで一度、解析、論文発表を目指すことを検討している。 解析は既に終了しており、多変量解析の結果,Q1と比較し,Q4のハザード比が有意に高かった。 この結果を現在、論文化している。
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今後の研究の推進方策 |
現在、ながはま0次予防コホート事業は2023年4月で第4期が終了している。 現在、第4期までのデータをもとに結果をまとめた。本年度で、結果の発表および、論文化を目指す予定である。
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