研究課題/領域番号 |
22K10392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 仙台白百合女子大学 |
研究代表者 |
相澤 恵美子 仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (00639049)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 腸内細菌 / 妊娠適齢期女性 / 栄養ケアマネジメント / 腸内環境 / 短鎖脂肪酸 |
研究開始時の研究の概要 |
母親由来の腸内細菌叢の構成は児の腸内細菌叢の定着に影響し、将来にわたり心身の健康状態に大きく寄与する。母親の腸内細菌叢のDysbiosisの改善は、児の将来的な肥満、生活習慣病、精神神経疾患などの発症予防、並びに母体の妊娠うつなどの妊娠出産過程で出現する精神疾患の発症予防にも繋がる可能性が高い。本研究では、妊娠適齢期女性への腸内細菌叢Dysbiosis改善のための栄養マネージメントプログラムを確立させ、腸内細菌叢のDysbiosis改善による児の将来の疾病予防および母親の妊娠期の精神の安定に寄与することである。
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研究実績の概要 |
母親由来の腸内細菌叢が子どもの腸内細菌叢の形成に影響を与え、その結果、子どもの長期的な健康に影響することが分かっている。母親の腸内細菌叢のDysbiosisを改善することは、子どもの将来の肥満や生活習慣病、精神神経疾患のリスクを減らすだけでなく、妊娠中のうつ病などの精神疾患の予防にもつながる可能性がある。したがって、妊娠前から腸内細菌叢を最適化することは、免疫系や中枢神経系の健康にも重要である。 妊娠適齢期の女性に対する栄養マネジメントを通じて腸内細菌叢の不均衡を是正することで、早期に問題を発見し改善することができ、子どもの腸内細菌叢の適切な定着を促進し、さらに母親の妊娠うつなどの精神疾患のリスクを減らすことができうる。 この研究では、妊娠適齢期の女性の腸内細菌叢と腸内環境、及び短鎖脂肪酸のレベルを測定して腸内細菌叢のDysbiosisの状態を評価する。また、ストレスや不安などの心理的要因との関連性、食事の摂取頻度、免疫反応、コルチゾールレベルとの関連性を調べる。Dysbiosisが見られた場合は、改善のための栄養管理マネージメントプログラムを通じて改善の有無を確認し、Dysbiosis改善により子どもの将来の健康リスクを減らし、妊娠中の母親の精神的安定に貢献することを目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
全ての検査Dataの収集は終了し、解析中である。また、Dysbiosis改善のための栄養学的アプローチの取り組みの効果についても評価中である。
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今後の研究の推進方策 |
一次解析及び二次解析を進め、さらに結果を丁寧に分析し終了次第論文化へと進めていく予定である。
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