研究課題/領域番号 |
22K10398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
中塚 美智子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (70368158)
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研究分担者 |
神 光一郎 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (00454562)
米澤 美保子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 講師 (10515357)
宮川 淑恵 (濱島淑恵) 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (30321269)
尾形 祐己 大阪歯科大学, 医療保健学部, 助教 (30826657)
芦田 麗子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 講師 (40319455)
藤田 暁 大阪歯科大学, 医療保健学部, 助教 (60827583)
寺島 雅子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 助手 (10848386)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 早期離職 / ミスマッチ / 医療職 / 福祉職 / 2040年 / キャリア教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本調査は学生、医療福祉従事者を対象に、早期離職に至る要因とその解決策を探るために実施する。高齢化がピークに達する2040年には5人に1人が医療福祉現場で働く必要があると推測されているが、医療福祉業界での学卒3年以内の離職率は39.0%である。このままでは人材不足による医療や福祉の質の低下が懸念されることから、学生および医療福祉従事者にアンケート調査を実施し、早期離職に至る要因とその解決策を検討する。
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研究実績の概要 |
現在早期離職につながる要因を検討するため、卒業直前の最高学年の学生、また歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉現場でそれぞれの資格を活かした仕事に従事している方々に対して調査を行っている。 現在まだコロナ禍の影響もあって歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉現場で仕事に従事している方々からの回答が非常に少ない状況である。回答数を増やし、分析できるようにしていく予定である。 一方、学生についてはデータが集まってきていることから、2023年度に日本歯科医学教育学会において学生のキャリア形成に対する意識について中間発表を行う予定である。 歯科衛生士および歯科技工士養成課程に在籍する大学生、短期大学生、ならびに専門学校生を対象に22項目からなる調査をインターネットにより実施し、411名から回答を得ている。411名中、大学4年生が97名(23.60%)、短期大学3年生が92名(22.38%)、専門学校3年生が222名(54.01%)であった。また、歯科衛生士養成課程在籍者が389名(94.64%)、歯科技工士養成課程在籍者が22名(5.35%)であった。仕事に対する考えについて、115名(27.98%)が「好きなことややりたいことを仕事にする」、92名(22.38%)が「やりがいを感じられる仕事をする」、55名(13.38%)が「社会に役立つ仕事をする」と答えている。 働くうえで身につける必要があると考えていることは、182名(44.28%)が「専門的な知識や能力、スキル」、115名(27.98%)が「コミュニケーション能力」、44名(10.71%)が「マナー、礼儀」を挙げた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究課題に対し、学生からの回答は順調に集まり、今回日本歯科医学教育学会において中間発表を行うところまで到達した。現段階で回収したデータの処理を行っているが、参考文献などもみつつ、改めて分析手法や解析内容について検討し、当初のテーマに対する何らかの回答が見いだせるようにしたい。 一方、キャリア形成には学生時代の臨床実習経験が大きく影響すると考えているため、現在臨床実習開始前、終了後の学生を対象に調査を行い、臨床実習前後での自己教育力の変化について検討を行っている。こちらもデータが集まってきており、今年度中に中間発表の形で学生のキャリア形成に対する意識、また自己教育力の獲得状況について学会発表、学術論文発表を行う予定である。 上記から、研究は概ね順調に進んでいると考えている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は医療従事者、また社会福祉従事者に対するアンケート調査の協力依頼を行い、母数を増やしていきたい。また、学生のデータもさらに増やして、どのようなキャリア教育が望ましいかを検討したい。 また、臨床実習前後における自己教育力の獲得についても研究をさらに深め、本研究課題の裏付けとなるようなデータになるよう、解析手法等を工夫していきたい。
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