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高度専門性をもつ医療安全管理者人材養成プログラムの開発と効果測定

研究課題

研究課題/領域番号 22K10413
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

平松 真理子  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70612761)

研究分担者 長尾 能雅  名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (10523045)
荒井 有美  北里大学, 大学病院, 看護師、薬剤師 (10728794)
山本 崇  京都大学, 医学研究科, 助教 (00766397)
長江 祐吾  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00843377)
梅村 朋  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (90581413)
深見 達弥  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30632202)
植村 政和  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (50819125)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード患者安全 / リスク量 / 有事対応 / 平時活動 / 問題解決手法 / 教育 / 医療安全 / 人材育成 / コンピテンシー / AI自動解析
研究開始時の研究の概要

医師・歯科医師以外の多職種GRM(看護師・薬剤師・臨床工学技士・放射線技師・理学療法士など)への医師養成プログラム(CQSO)の応用を試みるものである。具体的には①日々の取り組み、②有事の取り組み、③平時の取り組み、という3種類の教育カテゴリー(各40時間)を準備し、段階的に医師・歯科医師以外の多職種GRMへの提供を行う。研修前後でリスク量を測定(PCT国際出願受理技術)し、次の教育プログラムの改編につなげる。成果を出した医療者のコンピテンシー及び有用であった教育コンテンツの特定を行う。

研究実績の概要

2022年4月から8月にかけて医療安全管理者(以後GRM)のさらなる技能向上に有効と考えられる教育プログラムを作成した。教育プログラムの内容は、1日々の 取り組み、2有事の取り組み、3平時の取り組み、4問題解決という4種類の教育カテゴリー(各50時間)を作成した。これらは、どのコースにも共通して習得 することにより施設のリスクを低減させると想定している「基礎となる知識」が含まれている。これら4つのプログラムを1年かけて学ぶ約120時間の講座(EQSO プログラム)と、1から4を一つ選択して受講する講座(AQSOプログラム)の2種類展開した。プログラムを作成する際の先行アンケートにて1施設で一人の医 GRMしか採用していない施設において、長期間施設を離れることが難しいなどの意見があったため分割して受講できるコンテンツも用意した。 研修は、おおむね予定通り2023年9月より講座を開講した。現在、2期まで終了。19名の受講生を受け入れた。13名が150時間EQSOコース、6名が50時間AQSOコースを選 択した。
教育コンテンツの提供は、2024年5月から3期生の募集を開始した。
研修では、カテゴリーごとに到達目標SBOs (Specific Behavioral Objectives)を定め、受講前と受講後の到達レベルを4段階ルーブリックで評価、また、授 業毎に到達目標を定め、到達レベルを毎回VASスケールで評価している。そのほか、授業毎にいくつかのアンケートを実施し、また、受講生の施設に関するアン ケートを実施した。教育実施前後で受講生の施設のリスク量を測定している。第2期生の卒業は2024年6月のため2023年11月をめどに集計終了、解析予定である。 また、2024年9月から第3期生のためのコンテンツの改訂を現在行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

受講生は順調にあつまっており、データ集積が行えている。

今後の研究の推進方策

2024年医療の質、安全学会にでリスク量の低減、有効な教育コンテンツについて発表予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 産業界の品質管理を医療に ~効果と課題~2022

    • 著者名/発表者名
      平松 真理子
    • 学会等名
      第17回医療の質・安全学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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