研究課題/領域番号 |
22K10428
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
泉 良太 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (80436980)
|
研究分担者 |
能登 真一 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (00339954)
佐野 哲也 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 助教 (00436982)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | ナッジ / 健康関連QOL / リハビリテーション / 医療経済学 / 効用値尺度 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、国内外においてナッジ(nudge)を活用した公共政策が実施されており、国内でもナッジ・ユニットが設立され、省エネなどの環境事業や大腸がんの受診率向上に導入されている。しかし、リハビリテーション医療分野での検証は実施されておらず、Health and Wellbeingの向上に寄与するナッジの現状についての調査を実施する必要がある。申請者はリハビリテーション医療分野でのナッジの効果検証に使用できるアウトカムである健康関連QOL尺度の調査は実施済みであり、本研究では、リハビリテーション医療分野におけるナッジの使用状況および種類を調査し、種類ごとの効果について、健康関連QOL尺度を用いて検証することを目的とする。
|
研究実績の概要 |
2022年度はCovid-19の影響により,各施設での新規研究の開始が困難であった.具体的には,回復期リハビリテーション病棟での調査のため,リハビリテーションスタッフの病棟間の移動が困難であったり,対象者がCovid-19に感染した場合にはリハビリテーション自体が中止となるため,プロトコルに沿った研究進捗が不可能であると判断した.また,新規研究のため,研究方法を統一し,評価の信頼性を高めるためには,対面でのリハビリテーションスタッフ全体への丁寧な説明が必要であるが,病院外からの訪問受け入れが困難な病院がほとんどであり,データ収集開始の準備ができなかった.ただし,そのような環境の中でも,オンライン会議システムやe-mailを用い,各施設の代表者への研究説明を実施し,意思疎通を図ってきたため,Covid-19の状況が改善次第,研究開始が可能な状態であった. そして,2023年度より,Covid-19が5類感染症となり,各病院での訪問者の受け入れが緩和された.現在までに,4病院からは対面での説明の許可を得ているので,残りの3病院についても訪問可能な時期が決定次第,説明の準備を進めて行く計画である. 約1年間の遅れのため,対面での研究説明を迅速に実施し,リハビリテーションスタッフに研究方法を理解していただいた後にデータ収集を開始する予定である.当初の計画では,2022年度に予備研究,2023年度に本研究の予定であったが,2023年度前半に予備研究,後半からは本研究を実施していく計画へと変更予定である.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
Covid-19の影響により,各施設での新規研究の開始が困難であったため
|
今後の研究の推進方策 |
各施設への研究説明は実施し,内諾は得ているため,次年度より,データ収集を開始する予定である.
|