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管理栄養士のための臨床倫理「栄養ケアの倫理」卒後教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K10445
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関神奈川県立保健福祉大学

研究代表者

五味 郁子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (80363852)

研究分担者 樋口 良子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (00817570)
福岡 梨紗  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (50895266)
藤谷 朝実  淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (00717837)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード管理栄養士 / 臨床倫理 / 栄養ケア(栄養管理) / 卒後教育 / 学習プログラム
研究開始時の研究の概要

管理栄養士が行う「栄養ケア」は、低栄養入院患者や要介護高齢者から、終末期、ICU重症患者、小児がん患者、重症心身障害児者へとニーズが拡がっている。患者個別の複雑な病態や栄養状態を考慮し、栄養学的には最善の栄養ケアであっても、患者にとって最善とはならないケースに、管理栄養士は直面している。管理栄養士には高度な専門知識に加え、臨床倫理の学習機会が必要とされる。
本研究は、臨床現場の管理栄養士にインタビュー調査を実施し、栄養ケアの倫理的困難事例の実態を明らかにし、教材事例を用いた演習やアクティブラーニングを用いた「栄養ケアの倫理」教育プログラムを開発し、実施・評価を行う。

研究実績の概要

R5年度までにインタビュー調査によって得られた臨床倫理的な栄養ケア困難事例をもとに、栄養ケアの倫理学習教材(原案)を作成した。また2日コースの学習プログラムを計画し、応募のあった臨床管理栄養士を対象に研修会を実施した。研修会は、総論講義/事例検討を含む各論講義/受講者各自による事例検討/グループワーク(分担研究者がファシリテーター)/プレゼンテーションの構成とし、研修前・研修1日目終了時・研修後に評価アンケートを実施した。学習プログラムをブラッシュアップし、最終年度にも研修会を行い、実施評価を行い、より質の高い栄養ケアの実践に寄与する学習プログラムを完成する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

栄養ケアの倫理学習教材の草案を作成し、学習プログラムとして研修会を実施した。

今後の研究の推進方策

栄養ケアの倫理の教材を公表する。学習プログラムを最終年度にも研修会として開催し、研修会前後の受講者アンケートにおいて、「栄養ケアの倫理」学習プログラムのニーズを明らかにする。学習プログラム完成版の成果報告を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 臨床倫理の四分割表を用いた管理栄養による終末期栄養ケアの倫理的ジレンマの分析2022

    • 著者名/発表者名
      五味郁子、根岸凌子、樋口良子、藤谷朝実
    • 雑誌名

      神奈川県立保健福祉大学誌

      巻: 19(1) ページ: 111-120

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 小児栄養ケアにおける倫理的課題―管理栄養士へのインタビュー調査から-2023

    • 著者名/発表者名
      五味郁子、
    • 学会等名
      第45回日本臨床栄養学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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