研究課題/領域番号 |
22K10527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
菊地 君与 九州大学, 医学研究院, 講師 (40644737)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 母子保健 / SDGs / 予測モデル / 母子継続ケア |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではアジアの低中所得国がSDGsの妊産婦・新生児死亡率の目標値に到達するために、母子継続ケアの達成率を現状よりどの程度改善する必要があるかの予測モデルの構築を目的とする。本研究では、(1)SDGs目標値の妊産婦・新生児死亡率に減少させるには、母子継続ケアの達成率をどの程度改善するべきか、(2)その母子継続ケアの達成率に至るには、医療サービスへのアクセスをどの程度改善するべきかの2つの予測モデルを開発する。
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研究実績の概要 |
本研究では、アジアの低中所得国がSDGsの人産・新生児死亡率の目標値に到達するために、母子継続ケアの達成率を現状よりどの程度改善する必要があるかの予測モデルの構築を目的とする。本研究で実施することは、SDGs目標値の妊産婦・新生児死亡率に減少させるには母子継続ケアの達成率をどの程度改善するべきか、その母子継続ケアの達成率に至るには、医療サービスへのアクセスをどの程度改善するべきかの2つの予測モデルを開発する。 2022年度は、データの入手、母子継続ケアと医療サービスへのアクセスの分析を主な計画内容としている。具体的な実施内容としては、アメリカ国際開発庁と当該国が共同で収集する人口保健調査(Demographic Health Survey)データよりアジアの低中所得国の女性のアンケート調査データ、調査地域が記録されたGPS(衛星測位システム)データの入手である。データ収集を行った結果、SDGsの対象となる2016年以降のアンケート調査データとGPSデータがある国は、インド、カンボジア他8カ国であった。また、人口保健調査データの他に、母子に関係する調査データとして、ユニセフの他項目クラスター調査(Multiple Indicator Cluster Surveys)も収集した。その後これらのデータを統計解析ソフトに移行し、記述的分析を行っている。これにより回答者の母子継続ケアの達成状況をコミュニティレベルで集計・分析することができる。 以上のように、2022年度の計画は概ね予定通りに順調に推移している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
とくになし
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、2022年度に収集した人口保健調査データと他項目クラスター調査データを使用し、引き続き回答者の母子継続ケアの達成状況をコミュニティレベルで集計・分析を行う予定です。同様に、回答者の母子保健サービスへのアクセスの分布をコミュニティレベルで分析する予定です。 また、予測モデルである「母子継続ケア達成率から妊産婦・新生児死亡率の予測」と「医療サービスへのアクセスから母子継続ケアの達成率の予測」の開発を進める予定です。
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