研究開始時の研究の概要 |
労働者の在職死亡を予防することは, 企業における健康管理(産業保健)において重要な課題である。本研究の目的の1つは, 国内外ともに存在しない, 健康管理を積極的に行っている企業における在職死亡のベンチマークを作成することである。また, 高血圧, 糖尿病, 肥満の労働者において, 有所見後の適切な行動(減量や適切な受療行動)と在職死亡との関連を明らかにすることを目的とする。方法は, 本研究期間内に収集可能な最長12年間, 約10万人の労働者の健康診断, 医科レセプト, 在職死亡を解析する。
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