研究課題/領域番号 |
22K10627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
近藤 暁子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (70555424)
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研究分担者 |
成瀬 和子 東京医科大学, 医学部, 教授 (70307122)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 異文化間感受性能力 / グローバル化 / 看護教育 / 教育 / 海外経験 / 異文化コンピテンス / 教員 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は(1)日本の看護教員を対象としてグローバル化教育に対する意識やグローバル化教育を行う上での必要な支援について明らかにする、(2)日本を含む世界の看護教員を対象として海外での研修経験、異文化コンピテンス、実施している異文化教育について調査し各国と比較し、今後看護におけるグローバル化教育を発展させるための基礎資料とする。
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研究実績の概要 |
グローバル化が急速に進む中で在日外国人が増加し、看護教育においても国内外でグローバルに活躍できる人材の育成が求められている。しかし、我が国においては国際看護学を担当できる教員の不足、一部の英語のできる教員に海外研修などの国際化教育を依存する傾向が続いている。医学部の教員は一定期間海外での研修を行っている場合が多いが、看護の教員においてはどの程度海外での研修経験があるか明らかではなく、英語や国際化に抵抗を持ち、看護学生へのグローバル化に対する教育に戸惑いを感じている者が少なからずいる。そこで本研究は(1)日本の看護教員を対象としてグローバル化教育に対する意識やグローバル化教育を行う上での必要な支援について明らかにする、(2)日本を含む世界の看護教員を対象として海外での研修経験、異文化コンピテンス、実施している異文化教育について調査し各国と比較し、今後看護におけるグローバル化教育を発展させるための基礎資料とする。 2022年度は対象となる大学と教員を検討し研究計画書を作成した。英語圏の大学のみならず、日本と文化的に類似している中国の教員も対象とすることとし、異文化間感受性能力尺度の中国語版を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
異文化間感受性能力尺度はもともと英語で作成されており、日本語版は信頼性・妥当性が検証されている。しかし、中国語版は信頼性・妥当性が検証されているものがないため、新たに作成した。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に英語圏の国のトップクラスの大学、日本および中国のトップクラスの大学に所属する看護教員を対象とし、オンラインによる調査を行い、分析する。 2023年度には学会発表および論文発表を目指す。
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