研究課題/領域番号 |
22K10628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
長嶋 英里 浜松医科大学, 医学部, 助教 (20873558)
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研究分担者 |
水嶋 好美 (青木) 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70781376)
片山 はるみ 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90412345)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | メンタルヘルス / セルフケア / 看護師 / 看護管理者 / 支援方略 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らは、看護師のメンタルヘルスのためのセルフケア(以下、メンタルセルフケア)の実施状況の把握に資する「自助方略尺度」を開発した。その過程で、看護師が活用可能なサポートを用いることができるよう、メンタルセルフケアを支援する必要性が示唆された。看護師の身近なサポート資源である看護管理者は、メンタルヘルス対策として職場環境の改善や相談対応を担っている。しかし、その方略やモデルとなるプログラムは存在しない。そこで本研究では、看護師のメンタルセルフケア支援に必要な看護管理者のサポートを明らかにする。これにより、メンタルセルフケア支援に必要な評価指標の開発と、支援プログラムの構築に寄与できる。
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研究実績の概要 |
本研究は、看護師のためのメンタルセルフケア支援プログラムの構築に向けて、メンタルセルフケア支援において看護管理者のとるべき具体的支援方略を明らかにするとともに、その支援方略の実施状況を評価するための指標の開発を目的にしている。令和4年度は、メンタルセルフケア支援において看護管理者のとるべき具体的支援方略を明らかにすべく研究を実施した。 具体的には、看護師としての臨床経験年数の通算が1年以上あり、副看護師長相当以上の役職についていない看護師を対象に、「自身のメンタルヘルスを維持・促進するための行動をとるにあたり、役に立った看護管理者からの関わり」に関する半構造化インタビューを実施した。当初の研究計画では、分析方法として修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いる予定であったが、本研究は評価指標の開発を目指していることから、より日常的な用語を用いて記述が可能な質的記述的分析を用いるよう変更した。ポスターと機縁法を用いて研究対象者を募集し、応募者の中から研究に協力の得られた10名に対してインタビューを実施した。平均インタビュー時間は、51.8分であった。10名のうち男性は3名、女性は7名であり、平均年齢は33.4歳、平均看護師経験年数は10.7年であった。分析にあたって、音声データをもとにしたインタビュー内容の逐語録を作成した。作成した逐語録から意味内容を損なわないように短文・語句を抜き出してコード化し、質的記述的に分析を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う医療現場のひっ迫による影響を受け、研究協力者のリクルートに難渋した。年度の前半においてインタビューの実施が叶わなかったため、遅れていると判断した。
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今後の研究の推進方策 |
得られたインタビューデータについて引き続き質的記述的に分析し、メンタルセルフケア支援において看護管理者のとるべき具体的支援方略を明らかにしていく。そして、その結果をもとに、看護管理学・心理学に精通した研究者と修士以上の学位をもつ看護管理者を中心とした専門家とのディスカッションやプレテストなどを経て、内容的妥当性の検証されたメンタルセルフケア支援評価票原案の作成を目指す。
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