研究課題/領域番号 |
22K10629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木戸 倫子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00706913)
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研究分担者 |
樺山 舞 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50635498)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 避難所 / 空気環境 / 室内空気環境 |
研究開始時の研究の概要 |
災害時避難所は、健康状態が悪い人々も含めた集団生活の場であり、ライフライン等の問題もあり、その生活環境の衛生状態は十分とはいえない。その中でも空気環境は、集団生活から排出されるほこり等により汚染されている可能性は高い。しかしながら、これまで避難所の空気環境は検証されてこなかった。本研究では、療養者が集団生活を送る病院で定期的に空気をモニタリングし人の動きや日常生活動作による汚染状況の変化を捉えて分析、集団生活の場における標準的な空気環境基準や汚染の影響要因を明らかとする。安全で安心な空気環境を整備する効果的・効率的な方策モデルを考案することを目指す。
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研究実績の概要 |
災害時避難所の空気環境整備の方策モデルの考案に向けた実態調査をすすめている。具体的には、人の生活行動に関連する空気質の変化や汚染状況等について模擬病室を使った計測を実施、また住宅型有料老人ホームで試験計測を実施した。災害時避難所における防災訓練での計測はできなかったが、医療機関における災害訓練の場での空気環境計測は実施できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
空気環境計測予定の病院においては、新型コロナウィルス感染症に関連する面会制限が継続されていたため、新たに地域の住宅型有料老人ホームにおいて試験的に空気環境計測を実施した。測定の場所や機会に制限はあったが計画は部分的に実施できた。模擬病室として設定した看護実習室において集団生活空間の室内空気質の測定を実施した。生活行動の種類は飲食を伴わないもので、全員マスク着用での実施となった。 また災害時避難所における防災訓練は、従来の大人数での開催は見送られたため、今後実施予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、病院の面会制限が緩和された状況で空気質がどのように変化するかを比較、空気質の汚染要因を検討していく。また試験測定を行った住宅型有料老人ホームの個人の居室以外の食堂など集団が集う場における空気質測定を計画している。 各場所や状況で測定した空気質に実態調査の結果を分析、評価から、集団生活の場の空気環境汚染に影響する要因について検証していく。
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