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KDBデータベースシステム活用による経年的血糖値変化の類型化と関連要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K10631
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

服部 真理子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (50336492)

研究分担者 小谷野 康子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (50307120)
石崎 順子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (60381430)
柴田 亜希 (柴田亜希)  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (80635764)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードKDB / KDBデータシステム / 特定健康診査 / 血糖値 / 質的研究 / 量的研究 / 経年的血糖値の変化
研究開始時の研究の概要

超高齢社会において、健康寿命の延伸に関心が高まり、疾病予防の観点から単一疾患の予防だけではなく疾病横断的な予防が必要とされる。様々な疾患の原因である動脈硬化を引き起こす血糖値に焦点を当て、国保データベースシステム(以降、KDBデータシステム)の血糖値の経年的変化による群別化(改善、悪化、維持など)、加えて群別の関連要因を特定健康診査・特定保健指導に関わる保健師等の行政専門職によるフォーカス・グループ・インタビューの質的解析とKDBデータシステムの豊富なデータによる量的解析の2側面から明らかにする。その結果より疾病横断的予防の支援について個別・集団・地域の側面から検討する。

研究実績の概要

本研究では、KDBデータシステムの特定健康診査の血糖値の経年的な変化から対象者を群化(改善、維持、悪化など)し、その特徴を明らかにする。更に群別に血糖値の変化に関連する要因をKDBデータシステムの量的解析と保健師等の専門職(キーインフォーマント)の調査の質的解析の2側面から明らかにする。その結果を踏まえて今後の個別、集団、地域への働きかけを検討する。
研究の概要については、協力自治体の地域特性を既存データから明らかにするとともに、KDBデータシステムの情報をもとに血糖値の地域の特徴を明らかする。協力自治体から得られた特定健康診査結果の経年的な血糖値の変化(改善・維持・悪化など)を踏まえて群別化を行い、その特徴を明らかにする。
上記で明らかになった血糖値の変化の群別の特徴(類似した行動、思考の傾向等)と関連する要因について、国保関連部門の担当者のフォーカス・グループ・インタビュー調査から明らかにする。
加えて、質的検討で導き出された血糖値の変化の群別の関連する要因を踏まえて、KDBデータシステムの情報を使用した量的解析を行い群別に関連する要因を量的に明らかにする。数量的データ及び質的データを統合、血糖値の群別の特徴と関連要因を明確化し、今後の個別・集団・地域への働きかけについて検討する。量的分析及び質的分析の統合では研究分担者の助言を得て行う。
結果については、学術集会の発表及び学術誌への投稿を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

昨年度までには、協力自治体の地域の特性を既存の情報から明らかにするとともに、KDBデータシステムの情報をもとに血糖値の地域の特徴を明らかすること、協力自治体から得られた特定健康診査結果の経年的な血糖値の変化(改善・維持・悪化など)を踏まえて群別化を行いその特徴を明らかにすること、群別の比較等を行うことを目的としていた。現在、協力自治体が決定後、研究の進行が遅れたため、今後、自治体に協力を得て、研究倫理審査申請後に研究を進めていく予定である。

今後の研究の推進方策

昨年度までの協力自治体の選定、研究協力依頼の調整、倫理審査申請等に時間を要してしまったが、自治体の協力は得られているため、遅れた研究内容のKDBデータシステム血糖値の変化の群別の特徴(類似した行動、思考の傾向等)と関連する要因について、国保関連部門の担当者のフォーカス・グループ・インタビュー調査から明らかにするとともに、また、質的検討で導き出された血糖値の変化の群別の関連する要因を踏まえて、KDBデータシステムの情報を使用した量的解析を行い群別に関連する要因を量的に明らかにするとともに、数量的データ及び質的データを統合、血糖値の群別の特徴と関連要因を明確化し、今後の個別・集団・地域への働きかけについて検討する。加えて、研究結果については、研修の進行に合わせ、研究分担者と研究結果の発表について検討し、学術集会の発表準備及び学術誌への投稿準備を行い順次に学会発表と論文投稿を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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