研究課題/領域番号 |
22K10632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
橋本 麻由里 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (40228424)
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研究分担者 |
米増 直美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (80326115)
長屋 由美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (00911489)
古澤 幸江 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80813493)
宗宮 真理子 (百武真理子) 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (50614301)
安田 みき 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (90787954)
山田 洋子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (50292686)
木下 拓哉 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (80974873)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 経験学習 / 地域包括ケア / 地域包括支援センター / インストラクショナルデザイン / 教育評価 / マネジメント能力 / 多機関看護職 / 協働学習 |
研究開始時の研究の概要 |
地域包括ケアに携わる多機関・多施設に所属する看護職を対象に、経験学習サイクルによりマネジメント能力を向上させることを目的とした研修プログラムを立案・施行し、評価することを通して、学習プログラムを開発する。同時に、経験学習サイクルを多機関の看護職で共有する機会を作り、看護職同士が共に学び合う体制づくりを試みる。これらの過程を通して、以下のことを検討する。 ①多機関看護職がそれぞれの実践の場において培っているマネジメント能力 ②経験からの学びを明確にするプロセスを助ける指導者の役割と学習プログラム ③多機関・多施設看護職が協働で学ぶ体制づくりの方法
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研究実績の概要 |
2022年度の活動として、地域包括ケアに関連した人材育成、学修に関する取り組みについて文献を収集し、経験学習理論を活用した看護職の学修の現状について検討をした。 これまでに取り組んできた(令和3年度)、地域包括ケアを推進するマネジメント能力の向上に関する研修について、インストラクショナルデザインの観点から評価し、プログラム案を検討した。経験学習のプロセスを踏まえて、個別面接研修と集合研修を組み合わせた研修プログラムを立案した。研究フィールドの可能性のあるA地域の看護職の実践について聞き取りを行い、研修プログラム案を検討した。研修に際しては、地域ごとに地域包括ケアの課題が異なることが想定されるため、地域包括ケア推進する上で中核となる医療機関と目標の設定をすることをプログラムに加えることで、地域の課題に沿った学習プログラムとなるようにした。また、プログラムのプロセスにおける研修評価の視点について検討した。研修評価に際しては、地域包括ケアの推進のためのマネジメント能力自体が明確になっていないことから、試行的実践を通して発揮されているマネジメント能力を明確にしていくよう計画した。 地域ごとの研修のほか、職種横断的に地域包括支援センターにおける看護職の学修ニーズを確認するために、A地域の保健センター保健師に現状を確認し、今後の地域包括支援センター看護職の学修調査方法、研修に向けた計画を検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度に文献および研究フィールドとなる可能性のある地域への聴き取りにより、プログラム案を作成した。また、研究フィールドとなる可能性のある地域をリクルートし、試行的な実践に向けて検討した。
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今後の研究の推進方策 |
2023年は後半より試行に移る予定である。プログラム評価に関する指標の作成については、今年度の試行的実践をもとに作成し、評価方法を明確にする。 また、地域包括支援センター看護職の学修ニーズの確認とニーズに対応した研修プログラムの実施について検討する。
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