研究課題/領域番号 |
22K10657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
新澤 由佳 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (00710807)
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研究分担者 |
柴田 しおり 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (70254480)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | マインドフルネス / プログラム評価 / 看護学生 / セルフケア / ストレス |
研究開始時の研究の概要 |
対人援助職である看護職に就く者は、他者を理解しケアする知識や技術を身に付けると同時に自己の日々の身体や心の状態を知り、自分を自分自身で労り癒す技術の習得が求められる。しかし、看護を学ぶ学生は、自分自身の理解やケアについて学ぶ機会は限られている。そのため本研究では、看護基礎教育時に看護者自身のセルフケア能力を高める技術を獲得できるよう、マインドフルネス(今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずにとらわれのない状態で、ただ観ること,日本マインドフルネス学会)をベースとした教育プログラムを検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、代表者が2020・2021年度に開講したマインドフルネスに関する看護学ゼミナールの受講者を対象に、1)マインドフルネス教育プログラムの受講によって、就職後のセルフケアに与える影響や継続する上での課題を明らかにすることである。次に、2)明らかになった課題や現状を踏まえマインドフルネス教育プログラムを検討し、3)その教育プログラムを看護学生に体験してもらい、就職後に評価、フィードバックをもらうことで、就職後も活用しやすい教育プログラムの確立を目指すことである。 2022年度は、プログラム内容とその効果の評価のための質問紙を作成し、プレテストを行った。プレテスト対象者は2022年度受講生5名(4年生)で、2022年度に開講した上記科目を履修した学生である。本科目は2020・2021年度と同様に通年で全7回(前期の実習前に3回、後期に4回)開講し、そのすべてに出席した学生に協力を依頼した。プログラムは、MBSR(マインドフルネス低減法)の内容を基盤としながら、看護基礎教育の最終学年である4年生が、マインドフルネスの実践技法を用いながら自分自身を知っていく機会となることや他者への援助と同様に自分自身へのケアの気持ちが育むきっかけとなるよう、構成した。 受講後に実施した質問紙の回答については現在分析中であるが、受講生は他者へのより良い援助のためにもセルフケアの必要性が実感できていたようであった。しかし、マインドフルネスの毎日の実践(時間の確保)や継続に難しさを感じているとの回答も得られたことから、就職後セルフケアの必要性に対する考えの変化や、マインドフルネス実践の継続に関する難しさ等について、インタビューによる評価が必要な部分が確認できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
代表者所属機関の倫理審査および実現可能性を見据えて当初の予定を変更し、本学学生にマインドフルネスに関する看護学ゼミナールを実施し、質問紙調査等を試験的に実施した。そのため、2020・2021年度に開講した看護学ゼミナールの受講者を対象に、マインドフルネス教育プログラムの受講によって、就職後のセルフケアに与える影響や継続する上での課題を明らかにするための調査は2023年度に実施することに変更した。 今後は倫理審査を受け、承認が得られたのちにデータ収集を行う予定である。
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今後の研究の推進方策 |
現在本研究の第1段階である、代表者が2020年度~2022年度に開講したマインドフルネスに関する看護学ゼミナールの受講者を対象にマインドフルネス教育プログラムの受講によって、就職後のセルフケアに与える影響や継続する上での課題を明らかにするため、インタビューおよび質問紙調査を行う計画を検討している。今後倫理審査申請を行い、承認が得られたのちに、データ収集、分析を行う予定である。
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