| 研究課題/領域番号 |
22K10658
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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| 研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
坂本 由希子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (20342272)
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| 研究分担者 |
池田 敬子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (60331807)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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| キーワード | 口腔ケア / 高齢者 / 口腔内細菌 / 唾液分泌 / 不顕性誤嚥 |
| 研究開始時の研究の概要 |
高齢者の誤嚥性肺炎の原因として、就寝中の唾液の不顕性誤嚥の影響が大きいと指摘されている。夜間就寝中の唾液中の口腔内細菌をコントロールすることで、誤嚥性肺炎発症の予防に繋げられる可能性がある。就寝前の口腔ケアとして介護施設や在宅でも取り入れやすい簡便な方法として洗口液を用いた口腔ケアの効果を明らかにする。就寝前の洗口液による口腔ケアが口腔内細菌数や唾液分泌にどのような影響を及ぼすかについての基礎資料を得ることが可能である。
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| 研究実績の概要 |
本研究は高齢者の夜間の不顕性誤嚥による肺炎発症リスク軽減に寄与できる効果的な口腔ケア方法開発を目指し、就寝前の洗口液による口腔ケアが口腔内細菌数や唾液分泌にどのような影響を及ぼすかについての基礎資料を得ることを目的としている。そのため本研究では健常高齢者に対して、眠前の口腔ケア方法の違いによる効果を評価する。効果的に口腔衛生を保つために高齢者が日常生活で取り組みやすいケア方法の開発のための示唆を得ることを目指す。 2024年度は測定用具の安定化について測定環境の調整や測定方法の工夫などをし、テストを繰り返し行い、方法を設定することができた。洗口液の種類については市販品を試用してプレテストを行ったが特徴的な差は見られなかった。個人の好みの差や習慣の影響もあり、継続して使用するのが難しい高齢者もいた。そのため、予備調査から介入期間やスケジュールの見直し・検討を行った。また、研究者が以前から取り組んできた地域在住高齢者の口腔ケア勉強会に参加した高齢者に対して実施した眠前口腔ケア介入では、歯磨き指導の介入により口腔内細菌数減少に効果がみられ、ブラッシングのみのケアよりも洗口液を併用したケアの方が細菌数が減少する傾向がみられた。この結果を参考にして、今後は効果が期待でき且つ参加協力が得られやすい介入スケジュールに修正するとともに、唾液分泌の評価に加えて嚥下機能評価方法の見直しなど測定項目の修正を加え、再調査を予定している。今年度結果をまとめ、学会発表を行う予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ感染症は5類に移行し経過しているが、一旦外出やイベントへの参加を控えるようになった地域在住高齢者の方をリクルートするのが捗らなかった。また口腔内細菌数の機器での測定を安定化させる方法・条件の設定に時間を要し大幅な遅れの原因となった。
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| 今後の研究の推進方策 |
測定条件や介入スケジュールを修正してデータ収集を実施していく予定である。文献検討の結果をまとめたものを学会発表するとともに、調査の結果をまとめる予定である。
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