研究課題/領域番号 |
22K10679
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
加藤木 真史 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (70521433)
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研究分担者 |
加藤 京里 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (70385467)
栗田 愛 人間環境大学, 看護学部, 講師 (50759149)
菅原 啓太 三重県立看護大学, 看護学部, 講師 (60733615)
長島 俊輔 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (80826503)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 排便日誌 / 排便パターン / アセスメント / アプリケーション開発 / 排便 / 排便記録 / 看護アセスメント / フローチャート |
研究開始時の研究の概要 |
下痢、便秘に代表される排便困難は、病者の日常生活において気がかりになる症状である。便秘から下痢までを含む排便困難を、客観的指標のみでアセスメントできるツールがないという課題に対し、我々は、2週間の排便記録からフローチャートで排便パターンを分類する新しいアセスメント方法を開発した。本研究では、このアセスメント方法を導入することで、看護師の排便ケアの選択と、患者の排便困難が改善するのを明らかにする。
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研究実績の概要 |
下痢、便秘に代表される排便困難は、病者の日常生活において気がかりになる症状である。便秘から下痢までを含む排便困難を、客観的指標のみでアセスメントできるツールがないという課題に対し、我々は、2週間の排便記録からフローチャートで排便パターンを分類する新しいアセスメント方法を開発し、妥当性、信頼性を検証してきた。本研究課題の目的は、このアセスメント方法を臨床に適用した場合の患者・看護師への効果を明らかにすることであり、研究方法は、①排便記録の記録・集計と排便パターンの分類を自動化するアプリケーション(排便日誌アプリ)の開発、②効果検証に向けた測定指標・測定方略の検討、③排便記録のみを使用する排便管理との比較から、本アセスメントツールの有用性を検証する介入研究の3段階を予定している。 2023年度も引き続き研究①に取り組んだ。2022年度から開発を進めてきた排便日誌アプリが2023年4月末に納品され、研究メンバーによる試用期間を経て細かな不具合等を抽出した。その後、開発委託業者と共同で不具合等の修正作業を進め、今後の研究活動に実用可能な排便日誌アプリの開発を完了することができた。 排便日誌アプリを使用したこの新しいアセスメント方法は、対象の排便パターンを分類するために「2週間」の観察期間が必要という特徴がある。そのため、病棟看護、外来看護、訪問看護など、どの領域に導入するのが適切かを明確にすることが、その後の研究②③を進めるうえで重要となる。そこで2023年度は、それらの領域に勤務する臨床看護師を対象にした排便日誌アプリの使用と評価に関する研究計画の検討を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度に実施した排便日誌アプリケーション開発委託業者の選定に公募型プロポーザル方式を採用し、所属機関内での手続きや、公募開始から委託業者決定までのプロセスに時間を要したことから、排便日誌アプリの納品が2023年度となった。また、納品後の試用で複数の不具合等があり、その修正にも時間を要したことから「遅れている」と評価した。
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今後の研究の推進方策 |
臨床看護師を対象とした排便日誌アプリの使用と評価に関する研究を実施し、その結果を踏まえて研究②③の研究計画を検討していく。
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