研究課題/領域番号 |
22K10685
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
大城 凌子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (80461672)
|
研究分担者 |
永田 美和子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (50369344)
溝口 広紀 名桜大学, 健康科学部, 助手 (90823873)
新城 慈 (シンジョウメグミ) 名桜大学, 健康科学部, 助教 (40804654)
伊波 弘幸 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (40712550)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | コミュニティケア / 看取り / 高齢者 / 介護支援人材 / ウイズコロナ / 介護支援人材育成 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、誰もが安心して最期を迎えられる共同体の構築を目指し、ウイズコロナの時代の看取りを支えるコミュニティケアサポーター養成プログラムの開発と実証を目的とする。コロナ禍の終息が未だ見出せない中、日本一の感染拡大を経験した住民は、コロナ禍で生と死にどのように向き合ったのか、看取りへのニーズを明らかにし安心して逝けるまちづくりを住民と共に構築していくことを試みる。
|
研究実績の概要 |
本研究は、誰もが安心して最期を迎えられる共同体の構築を目指し、ウイズコロナ時代の看取りを支えるコミュニティケアサポーター養成プログラムの開発と実証を目的としている。 2022年度は、新型コロナウイルス感染者数の状況を踏まえ、沖縄県北部のA,B,C地区で、公民館を拠点に、月に1回看護学生と共に朝市健康支援活動を継続し、血圧や体組成測定、ロコモチェックなどを行い、コロナ禍での健康相談や健康支援の場づくりを実施した。3地区での朝市健康支援活動を32回開催し、延べ732名の住民が参加している。その中で、参加した高齢者らに、コロナ禍での過ごし方や、健康づくりについて聞き取りしながらフィールド調査を行い、対象地区の選定や、ウイズコロナの時代をどう生きるかについて語り合う場(ゆんたくカフェ)の開催に向けて調整していた。しかし、新型コロナウイルス感染者の増加(第8波)もあり、ゆんたくカフェは、2023年5月以降に延期することになった。新型コロナウイルス感染症が問題になる以前は、沖縄県北部の6地区で、同様の健康支援活動を継続していたが、残る3地区では、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言以降、活動の受け入れは中断されている。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、中断していた介入予定地区との調整を再開できる見通しである。その間、コロナ禍での高齢者のセルフケア力やコミュニティケアに着目し、介入プログラムの作成に向けて共同研究者間で文献レビューを行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染者の増加(第8波の影響)もあり、介入予定地区との調整が一時中断したことにより、やや遅れている。
|
今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、介入予定地区との調整を再開できる予定である。今後、ウイズコロナの時代をどう生きるかについて語り合う場(ゆんたくカフェ)の開催に向けて調整し、高齢者の看取りへのニーズを把握する。2段階として、介入地域において、介助支援ツール(キネステティククラシック)の学習会(体験会)を共同研究者らと開催し、参加者の評価を行う。評価結果をもとに、「誰でもコミュニティケアサポーター養成プログラム」を特定する。その後、3段階では、所属の地域連携機関および地域の生活支援サービス協議体と連携し、介入地域においてプログラムの実施、効果について検討し、相互 ケアの人材育成モデルを提示する予定である。
|