研究課題/領域番号 |
22K10699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 令和健康科学大学 |
研究代表者 |
児玉 裕美 令和健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80584515)
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研究分担者 |
中田 光紀 国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (80333384)
河村 洋子 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00568719)
辻 慶子 令和健康科学大学, 看護学部, 教授 (60336188)
増山 純二 令和健康科学大学, 看護学部, 教授 (60589802)
松井 聡子 令和健康科学大学, 看護学部, 講師 (30710610)
頓所 つく実 公益財団法人医療科学研究所, 研究員育成委員会, 研究員 (80912021)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 看護師 / 大学教員 / 離職防止 / 研修支援プログラム / 中堅看護師 |
研究開始時の研究の概要 |
中堅看護師の離職防止対策の観点から、看護系大学教員と病院看護部協同による中堅看護師への研修支援システムの構築を目指し、3年間で以下の3点を明らかにする。 ①中堅看護師の研修に関する実態調査および離職した中堅看護師にインタビュー調査を行 い、施設内・施設外の研修受講状況、受講を希望する研修のあり方等。 ②6カ月の研修プログラムを構築し、研修受講前後での中堅看護師の仕事意欲、働きがい に関する調査から、研修プログラムの有効性。 ③研修プログラムに対する看護部管理者および看護系大学教員へのインタビュー調査から、長期的に支援できるシステムとしての実現性。
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研究実績の概要 |
本研究では、中堅看護師の離職防止・定着促進対策として仕事へのモチベーションを上げ、働きがいや生きがいを向上させることを目的に、看護系大学教員と病院看護部協同による研修支援システムの構築を目指している。 中堅看護師の研修受講や受講を希望する研修のあり方等に関する実態を把握するため、2021年12月~2022年3月にかけてアンケート調査を実施した。日本病院会に登録のある全国の病院からランダムに221病院を抽出し、看護部長宛てに文書にて研究協力を依頼した。研究協力の同意が得られた28病院で勤務する中堅看護師(看護師経験年数5年以上、15年未満)451名を対象にアンケート調査を行い、204名(45.2%)より回答が得られた。今後、中堅看護師の研修受講状況や希望する研修のあり方等についてデータを整理・分析し、成果を2023年度の学会にて報告予定である。 また研修支援システムを構築する上で、研修受講や研修受講への支援が離職に及ぼす影響を把握するため、離職した中堅看護師を対象にインタビュー調査を行う予定である。2名の看護師にプレインタビュー調査を行い、インタビューガイドが完成したため今後、インタビュー調査を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
中堅看護師への研修受講および希望に関するアンケート調査について、想定より研究協力病院が少なかった(新型コロナウィルス感染拡大により看護師業務が増加したことや、看護師が疲弊しているため協力が難しいと複数の病院より返答があった)ことから、途中で協力依頼病院を増やし改めて依頼を行う等対応をした。そのためアンケート調査期間が延長し、当初の計画より進捗がやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
研究全体の進捗を当初の予定に戻すため計画を一部修正する。具体的には、3月末にてアンケート調査によるデータ収集は終了しているため、早急に役割を分担し得られたデータの整理・分析を進める。また離職した看護師を対象としたインタビュー調査については、アンケート調査のデータ分析と並行して研究協力者の募集と研究協力者との日程調整を進める。
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