研究課題/領域番号 |
22K10721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
長沢 美和子 摂南大学, 看護学部, 助教 (30845748)
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研究分担者 |
稲垣 美紀 摂南大学, 看護学部, 教授 (60326288)
竹下 裕子 (吉田裕子) 摂南大学, 看護学部, 准教授 (10437668)
稲垣 範子 摂南大学, 看護学部, 講師 (90782714)
大田 博 福岡大学, 医学部, 准教授 (10739775)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | Virtual Reality / 看護基礎教育 / 周手術期看護 / 臨床判断能力 / Virtual Reality |
研究開始時の研究の概要 |
周手術期実習に取り組む学生は、手術侵襲による患者の急激な変化に強い困難感や不安を感じている。さらに現在COVID-19の影響により、周手術期看護にとって重要となる臨地実習の教育機会が制限されている。そこで本研究は、臨地実習の場面を仮想現実(VR)を用いて再現し、周手術期看護における臨床判断能力を向上させるための「学生版分岐型ストーリーVR教材」の開発を行う。VRは、現実に近い没入感が得られ、学生の想像力や対応力、判断力を育むことが可能である。さらに分岐型ストーリーは、臨床判断による行為が患者にどのような影響を与えるかを省察できるため、複雑化する医療に対応できる臨床判断能力の向上が期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究では,高度な知識・技術・実践能力を求められながら周手術期実習に取り組む学生を対象にVR技術を用いて現実世界での経験が困難な場面を再現し現実に近い臨場感のある場面を体験することで周手術期看護の状況を的確に判断する臨床判断能力の向上を促進させるための学生版分岐型ストーリーVR教材の開発を目的としている。 2023年度は,周手術期看護における学生の臨床判断能力を育むため,クリスティーン・タナー氏が開発した「臨床判断モデル」を新たに活用し,シナリオ作成について再検討を行った。 VR教材開発に向け,VRに関係する学会への参加,1企業と1病院を訪問し,情報収集に努めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
臨床判断モデルを活用したシナリオ作成の検討に時間を費やしたため進歩に遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は,臨床判断モデルを活用したシナリオを作成し,VR教材の開発を行う。
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