研究課題/領域番号 |
22K10787
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
吾妻 陽子 福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (80839340)
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研究分担者 |
大川 貴子 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20254485)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 摂食障害 / セルフケア / 看護アプローチ / 食行動 / 回復 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、摂食障害患者が摂食障害思考に基づく行動をコントロールするセルフケア能力を高め、回復するための看護アプローチの構築を目指すものである。 摂食障害患者の摂食障害思考が最も生じやすい食事の場面において看護師が食事の見守りを行うことの患者への効果や見守る際の具体的な看護技術について、患者や看護師にインタビューを行い明らかにする。さらに患者の「健康な側面を強化するための面接」の実施方法の検討を行い、食事の見守りと面接を合わせセルフケア能力を高める看護アプローチ方法とてを組み立て、本看護アプローチを受けた患者が、従来の看護を受けた患者に比べて、摂食障害思考に伴う行動が減少するのかを検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、摂食障害患者が摂食障害思考に基づく行動をコントロールするセルフケア能力を高め、回復していくための看護アプローチの構築を目指していくことである。 2022年度は、食の見守りを実施している施設の看護師や患者にインタビューを行う計画であったが、COVID―19の影響もあり、実施していた「食の見守り」の方法を一部変更を余儀なくされていたことや、医療機関に入ることが難しい状況であったため、実施が困難であった。したがって、「食の見守り」のアプローチを体験した患者や実施した看護師を対象としたインタビューを実施していくために、実施施設において「食の見守り」が患者の治療プログラムにおいてどのような位置づけで行われているのかを確認し検討を行った。また、COVID-19のためにどのように「食の見守り」を変更しているのかを把握し、インタビューの対象者や方法について再検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID―19の影響は大きく、医療機関に入ることが難しかった。また実施していた「食の見守り」の方法を「感染防止」という観点から変更せざる終えない状況であり、本来提供されてきていた看護プログラムとは異なってしまい、インタビューの対象者や方法を再検討する必要があったため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度はCOVID-19のために「食の見守り」の一部を変更して実施せざる終えない状況であった。効果的な方法を検討していけるよう、インタビューの対象者をCOVID-19による変更前に実施していた看護師や患者と広げて実施する予定である。
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